今回はシラザン50をフィットやシビックタイプRなどに何度も実際に施工し、年間を通して私が感じたデメリット面や施工時の注意点について解説します。
シラザン50のデメリットは失敗する可能性のある項目だけ。
特に重要なのが以下1点。(何度も施工しても以下1点が非常に重要)
施工中、硬化中(2時間)の水濡れがNG
もし濡らしてしまった場合は歪に硬化してしまったり、十分な撥水効果が得られない可能性があります。
シラザン50はダイヤモンドシリーズ含め4台に施工しましたが、デメリットや注意点はコレだけです。水濡れさえやらかさなければなんとかなります。
私の場合、極小の1カ所歪に硬化してしまったので、その例も紹介してます。
硬化型コーティングでは12時間水濡れ厳禁が一般的なため、2時間で硬化するシラザン50は非常に扱いやすい。
撥水性が弱い、全く耐久しないなどのデメリットは一切ありません。(効果を動画でご覧ください)
施工は非常に簡単で、拭きあげさえ徹底的にやれば基本は失敗しません。
以下シラザン50について私のレビューを抜粋
- 評判通り、非常に撥水と耐久効果が高い(EXキーパー並み)
- 化学的に水垢がつきにくい設計
- 硬化時間が短くて施工失敗する要素がほぼ無い(冬でも施工可能)
- 一般的なDIYコーティングとは異なり、3年間の耐久期間
- 2液混合タイプなので、確実な効果を得られる
私は合計4台の車に5種類のシラザン50を施工していますが、どれも綺麗にコーティングできました。施工は思ったよりも簡単で、初心者でも失敗しません(この記事で注意点覚えれば問題無しです)。
このコーティングよりも施工しやすく、効果が上のものはありません。サクッと施工して、何を買うか探し続ける悩みに終止符を打ちましょう。
私は上位グレードのダイヤモンド200を冬(1月)に施工しました。シラザン50は冬でも綺麗に施工できます。
この値段は安くは無いですが、コーティングをちゃんと選ばないと数ヶ月に一度の再施工で半日持っていかれます。むしろ1発確実な効果のものを入れた方がなんだかんだ手間がかかりません。
際立って上質な効果を求めるなら、シラザン50ダイヤモンドプラス、ダイヤモンド200は忖度なしで言っても非常におすすめのコーティング剤(下記紹介)です。
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私は上位モデルのダイヤモンド200も施工しています。レビュー記事はこちら。
当メディアがお伝えするメリットデメリットとは、実際に使用してみて(使い続けて)感じることや、躓きやすい点に着目し、改善点含め原理レベルから考察します。
スペックなどごく当たり前のことは極力書かないようにしてます。
施工のコツなどお気軽にお問い合わせください。(ページ1番下のお問い合わせボタンがあります。)
シラザン50 何度も施工して感じた超重要デメリットは1つだけ
施工に失敗してはコーティング本来の効果を期待できなくなります。
シラザン50のデメリットで絶対に頭に入れて欲しいのは以下の1つだけ。
自分で何度も施工して、この結論に達しました。
実家の車含め、コーティングは全部シラザン50にしています。
水濡れがあると失敗する(事例あり)
これさえ防げば、バチバチの撥水力を手に入れることができます。
シラザン50の施工で失敗する一番の原因は水濡れです。
施工中・硬化中(2時間)は確実に濡らさない。
水濡れすると上記の画像のようになります。私も気づかずにやらかしてしまいました。
シラザン50は空気中の水分と化学反応をしてガラスが形成されます。
そのため、水に濡れるといびつに形成されてしまったり、そもそも成分が流されてしまいます。
- 洗車の拭き上げは徹底する
- 濡れたら即乾いたタオルで拭く
- 晴れた日の朝から施工
- 夜露や結露は大敵(夜施工はしない)
上記の点には非常に注意しましょう。
シラザン50の上位モデルでも注意点は同様で、水濡れだけです。私はダイヤモンド200(ダイヤモンドプラス重ね塗りバージョン)を施工しました。下記記事を参照ください。
シラザン50はDIYコートでは高価だが、、、
当メディアは本当に効果のあるものに「デメリットはコストが高いです!!」とは書きたくありません。
しかし、それを書かざるを得ないほど欠点がありません。
耐久期間と値段を考えると、コストパフォーマンスは最強。これを上回るコーティング、出てこないんですよ。
硬化時間 | 耐久期間 | 価格(円) | 素材 | |
BolaSolution P17 | 6時間 | 3ヶ月 | 4980 | ガラス系 シロキサン |
ながら洗車 阿修羅 | 2時間 | 1ヶ月 | 7410 | ワックス |
シラザン50 | 2時間 | 3年 | 8800 | ガラス ポリシラザン |
ピカピカレイン | 12時間 | 3年 | 12000 | ガラス ポリシラザン |
EXキーパー | 12時間以上 | 5年 | 130000 | ガラス系 ポリシラザン |
高級素材ポリシラザンベースで、ガラス系ではなくガラスコーティングを謳えるシラザン50の効果は本物です。
ここだけの話ですが、本当に効果のあるコーティング剤は瓶入り&2種類を混ぜる&開封したら使い切りです。
私はシラザン50の施工しやすさと効果の高さから、EXキーパーを剥がし最上位グレードのダイヤモンド200を施工しました。
購入は1番お得に買える公式サイトが1番お勧めです。
施工する上で毎回意識している注意点
私はシラザン50シリーズを何度も施工していますが、毎回注意している注意点はこちらです。
- 乾燥時間は湿度で調整が必要
- 他のコーティングはある程度剥がす必要
- 定期的なメンテナンスが必要
- 溶剤の入れ間違え(2層以上の場合)
店舗施工のコーティングと比べれば遥かに安いですが、それでもいいお値段なので注意して施工しましょう。
乾燥時間は湿度で調整
シラザン50は空気中の水分と化学的に結合し、ガラス成分を形成します。
そのため、湿度がなさすぎるとガラスになりません。
冬のように湿度が低い日(50%程度)でも3時間程度(普段は2時間)硬化させれば十分です。
一方で夏は日陰での施工が理想です。
実はこの硬化時間は本物のガラスコーティングの中では極端に短いため、冬でも安心して施工できる唯一のコーティングです。
他のコーティングは剥がした方が良い
もし、他のコーティングの上から施工した場合、失敗してしまいます。
- EXキーパー+シラザン50→×
- EXキーパーの有機層を剥がす+シラザン50→○
撥水被膜やトップコートを剥がせばOKです。イオンデポジット剤で簡単に剥がせます。
水垢には強いが定期的なメンテナンスは必須
シラザン50の表面層は有機被膜のため水垢には強い(別記事で解説)ですが、どんなコーティングでもメンテナンスは必要です。
- 日々の洗車(普通のカーシャンプーでOK)
- 年次メンテナンス
この2つはしっかりと実施しましょう。
洗車は2〜4週に一度、年次メンテは半年〜1年に一度行えば十分でしょう。
シラザン50の年次メンテナンスはシラザン50がベストです。以下記事を参照ください。
値段(円) | 被膜 | |
シラザン50+撥水復活キット | 15600 | 1層 |
シラザン50を2層 | 17600 | 2層 |
溶剤を混ぜる組み合わせをミスる場合(2層以上の場合)
こちらはシラザン50重ね塗りキットやダイヤモンド200などの多層コーティングの場合です。
これも私です、、、
重ね塗りキット+トップコートキットを組み合わせて4層コーティングをフィットに施工した時ですが、重ね塗りキットの順番を間違えました。(重ね塗りキットは1層目と2層目で溶剤が区別されています)
1層目施工時に、1層目A液+2層目B液を初めに混ぜてしまいました。
2層目はそのあまりでやりましたが、、、結果的に特に問題ありませんでした。
マイフィット、結構すごい撥水を発揮しています。
シラザン50 施工後の効果をレビュー
注意点ばかりだけど効果は低い、、、だったら買いませんよね。
大丈夫。シラザン50は弱点がほぼ無く、効果は抜群に高い。
つまり、様々なコーティングと比較してもコスパが圧倒的に高い。
- 水濡れ厳禁の硬化時間は2時間
- 下地処理は基本いらない
- 抜群の撥水と3年間の高耐久
- 店舗施工レベルの高級素材ポリシラザンベース
- 最表面が有機質のためイオンデポジットが付着しにくい
下地処理は一切していない中古のボロフィットがこうなりました。
このレベルのコーティングは店舗でもなかなかありません。
効果が高すぎたので私はEXキーパーからシラザン50に乗り換えたほどです。
他コーティングとデメリットを比較する
一般的なコーティング剤とデメリットを比較すると結局はコスパに行き着きます。
効果と耐久期間を費用で割ったイメージですね。
シラザン50 | EXキーパー | 他DIYコート | |
おすすめ度(コスパ) | ◎ | △ | × |
耐久性(公式) | 3年耐久 | 6年耐久 | 2ヶ月 |
撥水力 | ◎ | ◎ | × |
コスト | 8800円 | 130000円 | 2900円 |
メンテコスト(年) | 8800円 | 27000円 | 2900円 |
耐久性の口コミ | 十分耐久する | 保つが値段 に見合わない | 弾いてるか わからない |
実際の耐久期間 | 1年はOK | 1年はOK | 数週間程度 |
以下コーティング要素を比較してみます。
それなりのモノなら撥水性に差は無い
撥水性に関してはそれなりの効果のあるコーティング同士では大して違いはわかりません。
私も、どちらがシラザン50でEXキーパーかを見分けろ言われたら撥水性だけでは見分けられないです。
耐久性が短いはデメリット
基本的には店舗施工では年単位、DIYでは月単位でしか耐久しません。
しかし、シラザン50は約1年経過してもバチバチの効力です。
EXキーパーは年次メンテをサボると1年でダメになってしまうため、シラザン50と大きな差は感じませんでした。
キーパーは値段の割に耐久しないとの口コミが多いです。 他の施工したことのあるDIYコーティングは数週間程度でした。
コーティング 結局はコスパ
結局コスパに行きつきます。
施工さえできてしまえば、本格店舗施工レベル(EXキーパー並みです)の撥水力と耐久性で価格は大幅安、ならそちらの方が良いという結論です。
年次メンテナンスでもEXキーパーは毎年が推奨されているため、こちらを施工し続ける意味は薄くなってしまいました。
そのため私はEXキーパーからシラザン50へと切り替えました。
シラザン50のよくある失敗事例
ネットの口コミ上、失敗事例はいくつかあります。多いのは以下2つ。
- 施工中・硬化中の水濡れ
- 硬化促進剤を入れ忘れる
硬化促進剤のおかげで施工後1時間で霧雨に降られたが問題なかったとの口コミもあります。
せっかくのコーティング、失敗しては意味がないですよね。
しっかり対策しましょう。
DIY初心者が失敗しないためのポイント
シラザン50の施工でDIY素人が失敗しないためのポイント紹介です。
- 施工・硬化中の水分厳禁
- 施工は晴れの日朝から(結露、夜露に注意)
- 風が強い日の場合はクロスにスプレーして塗る
- 乾燥時間は気温と湿度に左右される
- 前のコーティングは剥がす必要
以上5点を守れば大丈夫です。
特に、夜露や結露には警戒してください。夜の施工は避けた方が良いです。
もし水に濡れてしまった場合は?
もし、徹底的に拭き上げても、ミラーなどから水が垂れてきたら、、、
乾燥したクロスでサクッと拭いて、濡れた部分を再施工してあげましょう。
それだけで十分です。
濡れた部分をシラザン50で再びスプレーして、施工クロスで拭きあげればOKです。
シラザン50 おすすめはどのコーティングか?
シラザン50は多数種類がありますが、果たしてどれを購入するべきなのでしょうか。
おすすめはこちら4点。
値段(円) | 記事 | |
シラザン50 | 8800~ | こちら |
シラザン50重ね塗りキット | 15840~ | こちら |
シラザン50ダイヤモンドプラス | 55000~ | こちら |
シラザン50ダイヤモンド200 | 77000~ | こちら |
こちらの記事で他の種類含めて各種特徴とおすすめ度を比較しています。
まとめ
今回はシラザン50をDIY初心者でも綺麗に施工し、失敗しないためのポイントを解説しました。
シラザン50の本質的なデメリットは水濡れで失敗する1点のみ。
施工時の注意点は下記になります。
- 洗車後の拭き上げで水分を残さない
- 乾燥時間(水濡れ厳禁2時間)は絶対に濡らさない
- 晴れた日の朝から施工しよう
- 屋根付きやガレージでの施工が理想
- 硬化促進剤は混ぜよう
以上の項目を理解して、バチバチの撥水力を手に入れましょう。
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コメント
デメリットや注意点が深い
けどピンポイントでわかりやすいのはこのブログだけと思いました
コメントありがとうございます!
ポイントを絞った記事作成を心がけております。