シラザン50はSNSや口コミでも高評価が目立つ人気のコーティング剤ですが、
実際に長期間使用してみると、「ちょっとした落とし穴」も見えてきます。
本記事では、実際に数台の車に施工し、経過観察を続けてきた筆者が「評判だけでは見えてこないリアルな弱点」について正直にお話しします。
特に「花粉や黄砂の影響」「撥水力の変化」「おすすめの対策」など、
ネットの情報などの評判では触れられにくい部分を私の実体験を元にお伝えします。
結論ですが、花粉・黄砂シーズンは洗車頻度を上げた方が良いでしょう。洗車でなんとかなるため、大きなデメリットではなく、知っていれば良い水準になります。
シラザン50が花粉に弱い理由は有機被膜が最表面に形成される設計に起因します。花粉の長期放置+太陽光で撥水被膜がダメージを受けた可能性を、自分の車に確認しました。(対策は高頻度の洗車です)
- 花粉・黄砂の時期は洗車頻度を高め、放置しないこと
- 同じシリーズ(シラザン専用)メンテ剤を定期的に施工し、表面の再構成と補強を行うこと
いろんなコーティングを試したからこそ断言しますが、「DIYとしては高いですが、一度この価格帯を使うと、もう戻れなくなります」。


これからどんどん涼しくなり、コーティングシーズンになります。真夏の紫外線によるダメージケアになります。セール情報もあるため、お得なうちに入手しましょう。冷蔵保管や発送日を遅くするで対応可能です。
正直、コーティングをいろいろ試すくらいなら、最初からこれでよかったと私は思っています。
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シラザン50は花粉・黄砂に弱い?実体験レビュー

施工から約10ヶ月が経過したシラザン50コーティング車(フィット)で、春の“花粉・黄砂地獄”を迎えました。
駐車環境は青空駐車。つまり、最も一般的な条件下のテストです。
この期間、洗ってもすぐに被るため、洗車を控えていたのですが──それが大きな間違いでした。


花粉時期の前後での撥水変化

3月中旬に洗車をした時点では、施工から10ヶ月が経っていても、ボンネットやルーフの撥水は健在でした。水をかけると「バチバチ」としっかり弾いてくれ、「やっぱりシラザン50すごいな」と思わせる状態。
しかし──
その後、花粉と黄砂が本格化する3月末から4月初旬にかけて洗車を怠ったことで、状況は一変します。

2〜3週間後に洗車した際、ルーフとボンネットの撥水が大幅に低下。これまで見てきた「シラザン50らしさ」は消え去っていました。
しかし、サイドの撥水は低下していなかったため、花粉黄砂+太陽光によって劣化した可能性が高い。


メンテ剤を上塗りしても撥水は復活せず

こうした場合、普段なら専用メンテナンス剤を使えば、ある程度撥水が復活するのがシラザン50の魅力の一つです。
実際、これまでは同じような状況でも、メンテ剤を軽く施工するだけで“ある程度の撥水”が戻ってきていました。
ところが、今回は違いました。全く復活しなかったのです。
理由はまだ明確には言えませんが、「花粉や黄砂が“コーティングそのもの”にダメージを与えた可能性」もあると考えています。

ただし、施工直後の場合のダメージは少ない印象

施工直後から花粉黄砂に気をつけなければならない、、、ということではありません。
私はシラザン50ダイヤモンド200(最上位グレード)を1月に施工し、3,4月と普通に過ごしていましたが、こちらは撥水の低下は全くありませんでした。
ダイヤモンドグレードとベースグレードは耐久性も大きな差があるため、やはり非常におすすめのコート剤と言えるでしょう。
しかし、洗車などの基本メンテナンスはしっかりと行うべきです。

シラザン50が花粉・黄砂に弱い理由とは?

シラザン50の特長は「最表面に有機成分を配置した独自の設計」にあります。これによって水垢などの“無機汚れ”に強くなっており、日常のメンテナンス性にも優れた製品です。
しかしその反面、“有機汚れ”に対しては弱いという構造的なトレードオフが存在します。

「有機成分が最表面」設計とはどういうことか

ガラス系や硬化型コーティングの多くは、無機質なガラス層が最表面を覆います。これにより高硬度・耐スリ傷性が得られる一方で、水垢(無機成分)が固着しやすいという欠点も。
一方、シラザン50は有機成分が最表面にあることで、無機汚れが定着しにくい特性を持っています。実際、一般的な硬化型ガラスコートと比べても、水垢のこびりつき方には明確な差があります。
ただし、この「有機層」がメリット一辺倒とは限りません。

有機汚れ(花粉・虫・鳥フン)に弱くなる
有機層はその性質上、花粉・虫・鳥フンなどの有機汚れと化学的に反応しやすい傾向があります。
その結果、撥水性能を司る「終端部分」がダメージを受けたり、洗車と共に流れ落ちてしまうことも。撥水低下の正体は、実はこうした“表面構造の崩れ”にあるのです。
この現象は、施工から半年〜1年経過後の春(花粉の多い季節)に顕著に現れることがあり、日頃の洗車頻度や保管環境によっても差が出てきます。

トップコートや重ね塗りによる対策効果の有無

「撥水が落ちてきたからトップコートで復活させよう」と思う方も多いですが、大元(トップコートが定着する結合元)ごと剥がれている場合、復活しません。
私の場合、数週間の花粉黄砂の放置でこのような状況になってしまったと考えています。
特に異なる成分の簡易コーティングを上塗りしても、相性が悪ければ逆効果になることも。
最も効果的な対処法は以下の通りです:
- 花粉・黄砂の時期は洗車頻度を高め、放置しないこと
- 同じシリーズ(シラザン専用)メンテ剤を定期的に施工し、表面の再構成と補強を行うこと
表面構造の“再構築”ができるのは、同系統の成分を持つコート剤だけです。異質な成分では足し算にならず、むしろマイナスになるケースもあるので注意が必要です。

花粉・黄砂の時期にどう対処すべきか

シラザン50は有機汚れに対してやや弱い可能性があるため、花粉・黄砂の時期は特に注意が必要です。
この時期に撥水が著しく低下するのは“製品の欠陥”ではなく、“使用環境に応じた適切なメンテナンス”が求められるということ。
対策は以下の3通り。
- 洗車を高頻度で行う
- 専用メンテナンス剤で犠牲皮膜を作る
- 定期メンテと割り切って再施工する
おすすめは「全部やる」ことです。
“花粉シーズンさえうまく乗り切れば”撥水の劣化は最小限にできます。


洗車を高頻度で行う

最も基本にして最大の防御が「洗車」です。
撥水層がダメになってからでは手遅れ。とくに3月〜4月の本格的な飛散期は、週1以上の洗車を推奨します。
以下の2点から、特に注意が必要な時期です:
- 花粉・黄砂の時期に撥水が一気に落ちた実体験がある
- その直前までは、撥水がまったく問題ないレベルであった
つまり、表面の化学被膜が短期間で破壊されうる季節であるということです。

専用メンテナンス剤で犠牲皮膜を作成する

これは“あればマシ”な対策。
専用メンテナンス剤は、コート層を直接守るための**「犠牲皮膜」**を形成します。
私が使っていたのは:
- 重ね塗りキット+トップコートキット(ガラス層3層+トップコート1層)
- トップコート用メンテナンス剤
一見すると理想的な施工構成ですが、数週間の放置で撥水は崩壊しました。
つまり「犠牲皮膜があるから大丈夫」ではなく、「洗車しないと意味がない」というのが現実です。

定期メンテと割り切って上塗りする

もし撥水が落ちてしまったら、再施工による復活も十分に可能です。
シラザン50は同製品同士であれば脱脂不要・そのまま上塗りOKの設計。撥水復活+ガラス層追加で、むしろ以前より効果が高まります。
これはキーパーなどのプロ施工でも採用されている手法であり、理にかなっています。
実際、私もフィットには近々、上位グレードの「ダイヤモンドプラス」を再施工予定です。

シラザン50シリーズをお得に買う方法
当メディアでは常に最新のセール情報を更新しています。
ベールモデルのシラザン50はだいたいセール価格で購入できますが、ダイヤモンドシリーズはめったにセールになりません。もしセールの場合は見逃さないでください。大幅にお得さが変わります。

まとめ
今回は数週間でシラザン50の撥水が著しく低下した経験を元に、長期使用で見えてきた弱点を記載しました。
- 花粉・黄砂の時期は撥水が弱くなる可能性あり
→ 特に洗車をサボると顕著に低下する - 有機成分が最表面のため、有機汚れにはやや弱い傾向
→ 鳥フン・虫・花粉などで撥水成分が損なわれやすい - 専用メンテナンス剤を塗っても復活しないことがある
→ 花粉ダメージで撥水層が剥がれた可能性が高い - 対策は「洗車」「事前の犠牲皮膜」「定期的な上塗り」
→ 放置せず早めに対処すれば性能を長く維持できる - 施工直後の場合は被膜がしっかりしているので撥水力が低下しにくい傾向→洗車などは徹底しましょう
- 正しく使えばDIYコートの中でも屈指の高性能製品
→ 欠点も含めて理解すれば、非常におすすめできる



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