今回はBOSEのサウンドバーシリーズの音質を徹底比較していきます。
地鳴りのような重低音、透き通るようなクリアな高音。映画好き、重低音好きにおすすめなのがBOSEです。
BOSEサウンドバー、音質がグレードでどれだけ違うかわからないと購入に踏み切れませんよね、、、
本記事では自分で購入したり、直営店(以前はあった、、)で実際に聴き比べたりした際に感じたことを中心に解説します。
結論、おすすめはフラッグシップモデル(型落ちでもOK)
- ミドルクラスとフラッグシップは重低音〜高音のクリアさ全てが段違い
- 価格重視ならエントリーでもありだが、ホームシアターにしたいならフラッグシップ一択
- やはりフラッグシップで映画を聴くと感動もの
フラッグシップを聞いてからミドルへ行くと音の違いが1発でわかります。
型落ちのフラッグシップと最新のミドルクラスでも音質の性能差は歴然です。フラッグシップが圧倒的にお勧め。
上記は2023年9月末に発売された最新フラッグシップモデル。
私はBOSEサウンドバーにどハマりしてしまったので、サブウーファー、サラウンドスピーカー全てを揃えました。
毎日映画館並みの迫力で映画を楽しんでいます。もう戻れないですね。
最新機種含めグレードごとに性能を比較
サウンドバーは音ですよね。音の違いをぜひ感じてください。フラッグシップを聞いた後に聞く安いやつはやはり歴然です。
BOSEのサウンドバーの性能差は分かりやすいです。
値段・グレードが上がると幅が大きく(=音質)なります。
早速比較してみましょう!
BOSE サウンドバーシリーズ音質比較早見表
BOSEは音質=横幅(=音質点数)です。大きければ大きいほど高性能と考えましょう。
下記表を見ていただければわかりますが、グレードが上がると筐体の幅がグンと大きくなります。(機能や拡張性も幅差に含まれています。)
自動音場補正は音質を格段に上げるとの口コミがありましたので重要事項として選出しました。
()表示は中古のみです。
値段 | グレード | 幅(cm) | 自動音場補正 | サラウンド スピーカー接続 | サブウーファー 接続 | |
BOSE TV Speaker | 32000 | エントリー | 59.4 | – | × | ⚪︎ |
Smart Soundbar 300 | (30460) | ミドル | 69.5 | – | ⚪︎ | ⚪︎ |
Smart Soundbar 500 | (32000) | ミドル | 80.0 | – | ⚪︎ | ⚪︎ |
Smart Soundbar 600 | 68000 | ミドル | 69.5 | – | ⚪︎ | ⚪︎ |
Soundbar 300 | (29200) | ハイエンド | 95.0 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
Smart Soundbar 700 | (58800) | ハイエンド | 97.8 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
Smart Soundbar 900 | 119900 | ハイエンド | 104.5 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
Smart Soundbar Ultra | 132000 | ハイエンド | 104.5 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
この中でお勧めなのは新品で買えるフラッグシップサウンドバー900、Ultraの2つ。
特に、自動音場補正が音質をかなり引き上げてくれます。この機能はフラッグシップのみ搭載です。
この辺は妥協しないことが後々後悔を生みません。
サウンドバーをクラス別で比較
BOSEのサウンドバーシリーズは簡単に3つのクラスに分類することができます。
- エントリー
- ミドル(スマート機能が追加)
- ハイエンド(音質向上機能がモリモリ)
映画の迫力を爆上げしたい場合はハイエンド一択です。
BOSEは重低音から高音まで、フラットに出すことを目的として開発を行っています。
そのため重低音域は他メーカーよりも作り込んでいます。
映画では、すべての音域を丁寧に出すことが非常に大切。迫力や感動に直接関係します。
ここは妥協しないでしっかりお金かけましょう。
それ以上の感動と興奮を得ることができます。
エントリーモデル
BOSE TV Speaker
エントリーモデルとしておすすめ
値段33000円 2020年7月発売 大きさ 59.4 cm (W) x 5.6 cm (H) x 10.2 cm (D) (2.0 kg) 自動音場補正無し ブラックのみ
ミドルクラス
Smart Soundbar 300
値段55000円 発売日2021年1月 大きさ 69.5 cm x 5.6 cm x 10.3 cm (3.2 kg) 自動音場補正無し ブラックのみ
Soundbar500
値段72600円 発売日2018年8月 大きさ 80 cm (W) x 4.44 cm (H) x 10.16 cm (D) (3.18 kg) 自動音場補正有り ブラックのみ。現在は中古のみです。
Smart Soundbar 600
値段74800円(定価) 上のサウンドバー500の後続機、Smart Soundbar 300の上位グレード的な立ち位置。大きさ69.5cm(W)×5.6cm(H)×10.4cm
サウンドバー900のように上向きスピーカーが追加された。
ハイエンド
Soundbar300
値段105600円 発売日2017年??月 大きさ 幅95cm?? ⇦信頼できる情報筋が無くなってしまったのでゴメンナサイ。BOSE Soundbar700の前モデルです。現在は中古のみのようです。
Smart Soundbar 300とSoundbar300は別物
フラッグシップかどうかは自動音場補正があるかないかです。
Soundbar700
値段105600円 発売日2018年8月 大きさ 97.8 cm (W) x 5.72 cm (H) x 10.8 cm (D) (4.76 kg) 自動音場補正有り ブラック、ホワイトの2カラー。
私はサウンドバー+サブウーファー+サラウンドスピーカーをフルで揃え、ホームシアターとして活躍しています。
700にはeARC非対応とレビューしている記事ありますが、eARC対応です。
これよりもグレードが上がる900、Ultraは非常におすすめと言えます。
Soundbar900
値段105600円(予想)発売日2022年 大きさ 104.5 cm (W) x 5.82 cm (H) x 10.7 cm (D) (5.75 kg ) 自動音場補正有り ブラック、ホワイトの2カラー Dolby Atmosに対応 上向スピーカーの追加
ドルビーアトモスに対応し、スピーカーが2個加わり、幅が大きくなりました
サウンドバ−700よりもちょっと音質は上がっている。
2023年末の新型サウンドバーUltraとの違いはAIダイアログモードのみ。
Soundbar Ultra
2023年9月21日発売の最新フラッグシップです。
大きさ 104.5(W)×5.8(H)×10.7(D)(5.8kg)
Ultraはサウンドバー900とほぼ同等の音質差です。(幅が同じなため)
主な違いは以下です。
- AIダイアログモードによるセリフとBGMのバランス調整機能の向上
- TrueSpaceやPhaseGuideなどのサウンド技術の向上
AIダイアログモードとはBGMとセリフを切り分けてセリフがよく聞こえるようにしてくれたり、地上波放映の映画での爆音CMに悩まされることがなくなるようです。
ですので、映画をめちゃくちゃ楽しみたいならサウンドバー900とも遜色はないですが、最新を選ぶことがおすすめでしょう。
性能差分としては、700と900の差よりも900とUltraの差はありません。
音質(映画がどれほどグレードアップするか)で選びましょう。
ライバルメーカーとの特徴を比較
メーカーごとに映画が得意か、音楽が得意なのかは実は違います。
BOSEは映画寄りです。
項目 | BOSE | SONY | DENON |
音質の特徴 | フラットに音を出すことに拘ったため、低音域の強さが強調 | クリアな音質と高い解像度(ハイレゾなど) | 自然な音質とバランスの良いサウンド |
映画向きか 音楽向きか | 映画 | 映画、音楽 | 音楽 |
価格 | 比較的高価格帯 | 低価格帯から ラインナップ | 低価格帯から ラインナップ |
機能 | Dolby Atmos DTS:Xな | Dolby Atmos DTS:Xなど | Dolby Atmos DTS:X |
代表的なモデル | Bose Smart Soundbar 900 Bose TV Speaker | HT-A7000、HT-G700 | DHT-S717 HOME SOUND BAR 550 |
サウンドバーはテレビに付ける前提の音響機器、やはり役割を考えると映画の迫力を爆増してくれるBOSEが相性的におすすめ。
重低音の印象が強いBOSEですが、実は違います。
音をフラットに出すことを拘った結果、重低音を強く必要があるため、重低音が強いと感じるのです。
ソニーフラッグシップとの音質比較
ソニーのフラッグシップサウンドバーであるHT-A7000+サブウーファー+サラウンドスピーカー、
BOSEサウンドバー700+サブウーファー+サラウンドスピーカーとの周波数応答グラフ。
見る限り、BOSEの方が重低音を出し、高音域までフラットに出してくれています。
フルオプションの値段差は10万くらいソニーが高い。ですが、グラフでの結果はコレ。
映画が好きなら、重低音が好きならBOSEです。
SONY ミドルクラスを買ってみた結果
実はソニーのサウンドバーHT-G700を買ったことがあります。
しかし、全くダメです。ソニーのミドルクラス以下は話にならないレベルとの結論でした。
- 音楽は○、まあ良くなる
- 映画は×、ない方がマシ
人の声はとても小さく、爆発音などのSEはバカでかく聞こえてしまう。
BOSEだと価格が半分のエントリークラスにも敵わない音質です。
BOSE ハイエンドとミドルクラスの口コミを比較
サウンドバー600と900,Ultraは値段的にどちらにしようか非常に迷うかと思います。
そこで口コミを比較してみましたが、以下の2点が総評です。
- ミドルクラスでも買ってよかったとの口コミは多数
- 映画の迫力を取るならやはりハイエンドとの口コミ(乗り換えた人も)
- 悪いレビューは音が出ないなど一時的なものが多い
サウンドバー900,Ultraの口コミ
こちらはアマゾンで平均星4.3となっております。
星4以上の高評価は80%を超えております。(星5:60%)
いいコメント
・音の表現力は値段の分はある。
・会話や小さい音でも聞きやすい。
・サウンドバー単体でもここまで重低音出るのか!
悪いコメント
・まれに接続が切れる
・コスパが高いとは言えない
以下はサウンドバーUltraのレビュー抜粋です。
いろいろなサウンドバーを使ってきましたがやはりこれが最高です。
テレビ、映画、ゲーム、動画全てにおいて欠点がない。重低音、低音、中高音の全てがくっきりはっきり。ダイアログモードで会話がはっきり聞こえます。
バスモジュールがなくても十分に重低音です。
がバスモジュールとリアスピーカー全て揃えると他のメーカーのサウンドバーを買わなくても良い心境になります。それくらい最高です。迷わず買いましょう。
Amazonより
やはりフラッグシップは間違いなく最高の空間を提供してくれます。
レビューを見ていくと、自動音場補正の適用で音質が劇的に変わるとのコメントがありました。
サウンドバー600の口コミ
こちらもアマゾンで平均星4.3。
星4以上の高評価は80%以上。(星5:60%)
なのでこちらでも満足度は高いです。
いいコメント
・音はいい。セリフなども聞きやすい
・重低音も900ほどは出ないが、それでもよく鳴る
悪いコメント
・音が出なくなる
・低音のボリュームは思ったより少ない
どちらも接続性が悪いとのレビューが目立ちました。
そして、音質に関してはどちらも高評価です。
やはり低音はフラッグシップに分がありますが、差額に魅力を感じない場合はミドルクラスでも満足度は高いでしょう。
しかし、私はフラッグシップを絶推しします。
新品で買えるサウンドバー一覧
2024年6月現在の情報です。
値段 | 幅(cm) | 自動音場補正 | サラウンド スピーカー接続 | サブウーファー 接続 | |
BOSE TV Speaker | 32000 | 59.4 | – | × | ⚪︎ |
Smart Soundbar 600 | 68000 | 69.5 | – | ⚪︎ | ⚪︎ |
Smart Soundbar 900 | 119900 | 104.5 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
Smart Soundbar Ultra | 132000 | 104.5 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
買うならこれ BOSEサウンドバーランキング
おすすめは?と聞かれたら私は以下を回答します。
特に、Amazonの大型セールではとんでもない額で買えることもあるため、しっかりチェックしましょう。
1位:サウンドバー900をブラックフライデーで購入しましょう。
700はほぼ半額で売られていましたが、大人気だったため売り切れです。
2位:サウンドバーUltra こちらは最新モデルが欲しい方にはおすすめです。
やはり新型は正義。
3位:TV Speaker エントリーで十分だというならこちら。
個人的には、ここはお金かけるところです。
1年間趣味を我慢し、Amazonのどデカいセールでフルバーストしましょう。
- サウンドバーUltra
- サブウーファー700
- サラウンドスピーカー
この3セットで映画館に行く必要がなくなります。
たった映画125回分で元が取れてしまうため、自宅で毎日映画を見れば半年足らずに元が取れます。
やはり何を取っても上位グレードには敵いません。⇦そこまでいうか??と思いますが、聴き比べた結果です。
よってSoundbar700、Soundbar900、Ultraを購入しましょう。
音質以外の使い勝手はどのグレードでも同じ
音質以外の機能は大した違いはありません
どのモデルもBluetoothはついています。最低限の仕事は可能。
最新モデルの方が新技術が採用されている印象ですが、新しいモデルのミドルクラスよりも1個古いフラッグシップの方がおすすめです。
BOSEサウンドバーオプションについて
ミドルクラス以上のサウンドバーにはオプションとしてサブウーファーやサラウンドスピーカーがあります。
それらのメリットとどれがお勧めなのかをお伝えします。
サブウーファー700 非常にお勧め
異次元の重低音を叩き出すサブウーファー700(サブウーファーは700が現役でフラッグシップ)
映画にこだわるのであれば絶対に購入してください。
特に、フラッグシップのサウンドバーを購入した場合は必須級です。
家庭用のサブウーファーシステムでは異次元レベルで重低音が強いです。
ソニーフラッグシップのA7000サブウーファー込みとの比較です。やはりBOSEは重低音ですね。
以上より、重低音特化するならBOSEサブウーファーを導入しましょう。家庭用サブウーファーでは最強格の重低音です。
デメリットは異次元すぎるため、床が揺れます。集合住宅では音の出し過ぎに注意してください。
サラウンドスピーカーはできれば欲しい
サラウンドスピーカーはできればでOK。
音の反響を利用した擬似サラウンドから、本物のサラウンドへとアップグレードをしてくれます。
しかし、サブウーファーほどのインパクトはありません。
まずはサブウーファーを購入するのがおすすめです。
サウンドバー買い時
サウンドバーの買い時はAmazonブラックフライデーなどの超大型セールです。
2022年11月末のブラックフライデーではサウンドバー700のブラックがほぼ半額の約50000円で売られておりました。
これを逃す手はありません。
Amazonセールをチェック
Amazonのセールは定期的にチェックするのが良いでしょう。
音こだわったら映像も 4K有機ELはイイぞ
流石にBOSEのフラッグシップサウンドバーを購入し、それをブラウン管に繋ぐヤツはいないでしょうが、、、
映像も拘りましょう。
- 4K有機ELテレビの圧倒的な映像美
- BOSEフラッグシップサウンドバーフルオプション
この2つが組み合わさると映画館をも遥かに凌駕するホームシアターが完成します。
映画館デメリット、プロジェクターの画質の荒さを一気に解決してくれます。
BOSEで楽しむ映画配信サービス
重低音のBOSEの良さを引き出すなら映画が一番です。
やはりハリウッド映画の迫力はレベルが違います。
筆者はアマプラの他にディズニープラスの利用を始めました。
大人から子供まで1番楽しめる映画が詰まっているのがディズニープラスです。
Amazon Prime Video | 500円 | プライム会員なら追加料金なし。 Amazonの買い物や音楽、電子書籍の利用もできる。 |
Netflix | 1,958円 | オリジナル作品が充実。 映画、ドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなど 幅広いジャンルの作品が揃っている。 |
U-NEXT | 2,189円 | 作品数No.1。 映画、ドラマ、アニメ、バラエティなど 幅広いジャンルの作品が揃っている。 また、雑誌やマンガも読み放題。 |
Hulu | 1,026円 | 国内ドラマが充実。 テレビ東京系の番組や、テレ朝動画、 ABEMAプレミアム、Paraviなどの 見逃し配信も視聴できる。 |
Disney+ (ディズニープラス) | 990円 | ディズニー、ピクサー、マーベル、 スター・ウォーズなどの作品が楽しめる。 |
BOSEサウンドバーはこれら映画配信と非常に高相性です。
重低音の迫力と、高音の透き通る様な音の広がりを体感しましょう。
一方で、見たい映画が固定されている場合はApple TVでまとめ買いがお得です。
まとめ
今回はBOSEのサウンドバーシリーズのグレードを比較してみました。
やはりおすすめはサウンドバ−900をセール時に買うことです。ぶっちぎりでコスパ良しです。
そして、何度も言いますが重低音好きはサブウーファーは必須です
コレを機にサウンドバー700、900 +サブウーファー700の購入を検討してください。
ウチでは⇩これら⇩を使用しております。
オーディオボードはサブウーファーの土台として使います。
騒音対策にもなりますし、土台がしっかりすることで重低音の質が上がります。
コメント