今回はフィットに施工したコーティングプランとその効果について説明します。
シラザン50は何層にも上塗りできるコーティング。
その特性を利用し、合計4層のコーティングにしてみました。
シラザン50を上塗りするこの方法は非常におすすめで、上位グレードのダイヤモンドプラスよりも層数は上です。さすがに効果はダイヤモンドプラスの方が上ですが、、
- 艶
- 撥水効果
- 耐久性
ガラス層を重ね塗りしたことでこれらについては1層のものよりも確実に向上します。
順番(重要)は重ね塗りキット→トップコートキットです。
- 重ね塗りキットはシラザン50を重ね塗りすることができる
- トップコートキットはその上にシラザン50を重ね塗りすることはできない
私は上位グレードのダイヤモンド200を冬(1月)に施工しました。冬でも綺麗に施工できます。
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重ね塗りキット+トップコートキットで4層コーティングした結果
施工してからすでに4ヶ月ほど経過し、灼熱の真夏を乗り切ってこの撥水力を維持しています。
- 艶
- 撥水効果
- 耐久性
やはりこの3つは1層の場合と比較して確実に向上します。
私は重ね塗りキット→トップコートキットの順に施工しました。
重ね塗りすることでコーティング効果が向上
1層よりも複数層重ねることで被膜の凹凸がだんだん滑らかになります。
つまり、水が引っかかる凹凸が減ることで撥水はより明確になります。
抜群の撥水でしょう。
拡大するとこう↓なります。
1層よりも滑らか=耐久性も増す
層が滑らかということは最上位層である撥水層も理想的な形で形成されていると言えます。
撥水は歪になっている箇所から無くなりやすい一因もあるため、滑らかに形成されている方が耐久性は上がる。
灼熱の真夏を、炎天下放置で乗り切った撥水がコレです。
夏の3ヶ月を洗車のみのメンテで乗り切ってまったく効果が落ちていないのは優秀です。
ただし、撥水層の質が上がると言うだけで、根本的な素材や素材の寿命は変わらないため過信は禁物。
2週に一度など、定期的な洗車を推奨します。
4層の艶はこんな感じ
艶はかなり出ています。
ルーフやサイドの艶感が非常にわかりやすいですね。
コーティング前後ではかなり差がありました。(コーティング前は撮り忘れました、、、)
樹脂やゴムモールも艶が出ています。よく劣化して白くなってる車を見かけますが、シラザン50なら全身施工可能です。
重ね塗りキット+トップコートキットは高相性
今回私が行ったコーティングはガラス3層+トップコート1層の計4層です。
ガラスコーティングにおいて、メンテごとにガラス層を増すことは常套手段。ただ、それができるコーティングとできないコーティングがあります。
その点、この組み合わせだと手軽にコーティングを完結でき、非常におすすめ。
シラザン50の犠牲皮膜やメンテはシラザン50がおすすめ
シラザン50は1層でも非常に強力なコーティング。
それを防御する層もシラザン50であればさらに強力なコーティングになります。
加えて、
1層のシラザン50をメンテする場合、メンテナンス剤よりもシラザン50を施工するべきです。
コスパ的にもコレ↑おすすめ。
トップコートモデルは重ね塗り後の最上位被膜に非常におすすめ
トップコートモデルと重ね塗りキット、どちらを購入すべきかは実は簡単です。
- トップコートモデルはその上にシラザン50を重ね塗りすることはできない
- 重ね塗りキットはシラザン50を重ね塗りすることができる
ですので、今後のコーティングプランを考えて選びましょう。
正直、やるのであればちょいと奮発して合計4層にした方がよりコーティングの効果は思うよりも高まります。
ノーマルのシラザン50の4層とダイヤモンドやダイヤモンドプラスはどちらが良いか?
今回のノーマルグレードのシラザン50の4層コーティングと、ダイヤモンドグレードのどちらが良いかは悩ましいところ。
- 被膜の質や撥水力、コーティングとしての能力はダイヤモンドグレードの方が上
- コストと被膜数はノーマルグレード4層の方が上
私個人的にはメインカーや趣味車にはダイヤモンドプラスかダイヤモンド200をおすすめします。
ノーマル4層よりもダイヤモンドグレードの方が効果は上
やはりコーティングとしての質はかなり差があります。
ダイヤモンドプラスとダイヤモンド200は特に被膜密度が大幅に高められています。
撥水や耐久性、艶の美しさはやはりノーマル4層よりも上です。
(ダイヤモンドとダイヤモンドプラスは被膜密度が異なるため、ダイヤモンドはお勧めしません。ダイヤモンドプラスとダイヤモンド200は同じ被膜密度。)
ノーマルグレード+ダイヤモンドグレードも施工可能
もちろん、重ね塗りキット+ダイヤモンドプラスなどというプランでもおすすめ。
私の場合は実はシラザン50+ダイヤモンド200です。
重ね塗りする場合の注意点
シラザン50はシラザン50の上に重ね塗りすることができますが、トップコートの上は不可。定着しません。
さらに、市販のコーティング剤の上にシラザン50は定着ません。
イオンデポジット剤で以前のコーティングを剥がしてからシラザン50を施工しましょう。
加えて、
シラザン50のデメリットの施工時、硬化中の水濡れには厳重に注意しましょう。
おすすめ重ね塗りプラン
私はウチの車は全てシラザン50シリーズで施工していますが、組み合わせるなら以下のものがおすすめです。
- シラザン50+シラザン50+トップコートモデル(4層)
- 重ね塗りキット+トップコートモデル(4層)
- 重ね塗りキット+ダイヤモンドプラス(5層)
- シラザン50+ダイヤモンド200(6層)
すでにシラザン50を施工した方も上記の被膜数を参考に、考えてみてください。
シラザン50+シラザン50+トップコートモデル(4層)
シラザン50を1層施工済みの方はコレで4層コーティングです。
ここから重ね塗りキットを施工するも良し、ダイヤモンドプラス、ダイヤモンド200を施工するも良しです。
重ね塗りキット+トップコートモデル(4層)
今回紹介したのはこの組み合わせ。
手軽ですが、店舗施工では10万オーバーのものよりもはるかに強力です。
個人的に、シラザン50(1層)とEXキーパー(13万円)は同じくらい強力です。
重ね塗りキット+ダイヤモンドプラス(5層)
このやり方もかなりおすすめ。
ダイヤモンドシリーズと組み合わせることでもう1ランク上の撥水力を得ることができます。
シラザン50+ダイヤモンド200(6層)
私がシビックに施工したコーティングプランです。
艶、撥水共に芸術レベルです。
特にフロントガラスがヌルテカですよね。
施工は意外と簡単
4層も施工するのは大変かと思いますが、、実は大して難しくありません。
時間がかかるだけです。
タオルは贅沢に使用しましょう。水に濡れてしまった場合は新しいタオルに変えるべきです。
洗車
まずは洗車。
泥や汚れをしっかり落とします。
軽く拭きあげ、イオンデポジット剤で下地処理する
イオンデポジット剤を利用する場合は軽く拭き上げた後に施工し、下地処理を完了させましょう。
その後また徹底的に洗車し、拭き上げてください。
拭き上げ
ここは徹底的に行います。
水滴が残った場合、コーティング施工は失敗します。
その勢いでやりましょう。
重ね塗りキット施工
重ね塗りキットを2層分施工しましょう。
1層目と2層目の乾燥は必要なく、連続に施工してOKです。
2時間乾燥
トップコートモデルを施工する前に2時間乾燥させます。
シラザン50は2時間の乾燥で表面は硬化します。
この短さはかなり便利です。
トップコートキットの1層目施工
再びA,B液と効果促進剤を混ぜて施工です。
2時間乾燥
トップコート施工前にガラス層(シラザン50)を必ずしっかり乾燥させましょう。
トップコート施工
シラザン50の層が乾燥したらトップコートを施工します。
注意点は同じで、水濡れが厳禁です。
2時間乾燥
再び2時間乾燥させればもう大丈夫。
あとは1ヶ月ほどかけて完全硬化します。
その間は洗車機は禁止。
まとめ
今回はフィットに施工した重ね塗りキット+トップコートの4層コーティングについて開設しました。
- 艶
- 撥水効果
- 耐久性
層状にすることで各層の滑らかさがだんだん向上します。
ですのでコーティング効果は1層のものよりも確実に向上します。
最上位被膜はトップコートのため撥水力はそれに依存しますが、通常の場合と比べると確実に効果は上がっています。
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