シラザン50には上位グレードとしてダイヤモンドシリーズがあります。
ベースグレードでさえ手軽に施工できるが効果はEXキーパー並みのコーティングですが、
最上位グレードであるシラザン50ダイヤモンドプラスはどれほど効果がすごいのでしょうか。
シラザン50ダイヤモンドプラスの特徴は以下
- 金額はシラザン50の5倍
- シラザン50のはるか上の粒子密度
- 撥水効果、被膜の艶が別次元
DIYコーティングでは異次元の値段ですが、その効果は業界ダントツ。
間違いなく史上最強コーティングの1つです。
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この金額で失敗したらどうしよう、、、と心配になりますよね。(私も施工してみました)
大丈夫、水さえ気をつければ失敗しません。
- 水濡れには細心の注意を
- 水濡れ厳禁は2時間(季節や湿度による)
- 1日晴れの日に朝から施工
- 夜露などの結露に注意
上記の施工注意点を意識して施工することをおすすめします。
私はダイヤモンド200(ダイヤモンドプラス重ね塗りバージョン)を施工しています。
シラザン50ダイヤモンドプラスの特徴 何が異次元なのか
半端なく高価なDIYコーティングはどんな特徴を持っていて、何が他とは違うのでしょうか。
まずは特徴についてまとめてみましょう。
先にノーマルのシラザン50について詳しく知りたい方はコチラの記事を参照にしてください。
被膜密度が段違い
まずは被膜密度。これが1番異常です。
価格が1/5のシラザン50ですら、専門店施工レベルのコーティング剤ですが、
ダイヤモンドプラスはその遥か上(推定125倍以上)に高密度に形成された被膜です。
汚れや水分子が引っかかることすらできないような高密度化です。
価格と効果
先ほども説明しましたが、DIYコーティングでこの価格は正直異常です。
しかし、それ以上の効果があるということは間違いありません。
DIYと店舗施工では10倍程度は値段が違うので、ダイヤモンドプラスは50万円ほどのコーティングと考えて良いでしょう。
耐久性
耐久性は3年。ノーマルのシラザン50と変わりないですが、この高密度差を考えるとさらに長く保つでしょう。
高密度化すればその分、粒子間に汚れが入りにくくなります。
そのため耐久性はノーマルのシラザン50以上に期待できると言えます。
ただし、コーティングを長持ちさせるためには基本的なことはかわらず、洗車は定期的に行いましょう。
ダイヤモンドプラスのデメリット
デメリットは価格が高いです!!なんて当たり前のことを当ブログでは言いません。
価格と効果は比例します。施工して脅威の撥水力に打ちひしがれましょう。
コーティング相性に注意(剥がせばOK)
残念ながら以前のコーティングの上に定着しない場合があります。
しかし、同封されているイオンデポジット剤を用いて剥がしてやれば定着可能です。
私の場合はEXキーパーを剥がして施工しました。
(EXキーパーなど上に、シラザン50は定着することができません)
この特性をリスト表にまとめると以下になります。
- EXキーパー+シラザン50→×
- EXキーパーの有機層を剥がす+シラザン50→○
- シラザン50+シラザン50ダイヤモンドプラス→○
- ダイヤモンドプラス(トップコート)+シラザン50→×
- ダイヤモンドプラス(トップコート無し)+シラザン50→○
一方でポリシラザン同士は相性がいいので、シラザン50の上にダイヤモンドプラスは施工することが可能です。
メンテナンス剤の上から定着することができない
これも相性の話です。
シラザン50のメンテナンス剤ありますよね。
これらメンテナンス剤やトップコート類の上から、シラザン50は定着することができません。
メンテナンス剤で犠牲皮膜作るよりもシラザン50を上塗りした方がコスパ良しだったりします。
ダイヤモンドプラス 施工時の注意点
最重要事項は水濡れ厳禁を守ること。
その他は「できれば」程度です。注意点はシラザン50と全く同じです。
- 施工前の洗車後の拭き残しは0にする(厳守)
- 水濡れ厳禁は2時間(厳守)
- 夜露などの結露に注意(厳守)
- 明け方から施工(夜露対策)
- 1日晴れの日
- 屋根付きの駐車場での施工が望ましい
- できればガレージが望ましい
水濡れ厳禁は厳守
どのコーティングでもそうですが、水濡れ厳禁時間には細心の注意を払いましょう。
施工後の乾燥時間は2時間ですが、季節や湿度によるため、各自で調整してください。
ポリシラザン系のコーティングの硬化の仕組みは溶剤が空気中の水分に反応して硬化していきます。
ですので、余計な水分が多いと失敗します。
- 施工前の洗車
- 施工中
- 施工後
この3点で水濡れは絶対NG。
また、厳守すべき施工環境は
- 1日晴れの日
- 明け方から施工を行う(夜露・結露に注意)
この2点は環境という意味で非常に重要です。
追加で、屋根付きの環境やガレージなど、埃や花粉などを避けられればベストですが、私もできておりません。
口コミやレビューを見ても、水濡れで失敗する(ノーマルのシラザン50)という例があります。
強風の日でも施工OK?
OKです。
しかしスプレーはボディではなく、施工クロスにしてください。(クロスは乾燥したもので施工しましょう)
もしボディにスプレーしてしまった場合は、ご自身の車ではなく隣に止まっている車の半身がダイヤモンドプラスの輝きを放つことになります。
この注意点もノーマルのシラザン50と同様です。
シラザン50 ダイヤモンドプラスの口コミを紹介
ダイヤモンドプラスは2023年秋発売の製品。まだ口コミは少ないですが、見つかったものをご紹介します。
やはり、効果は別格という意見が目立ち、基本星5のレビューがついています。
良い口コミ
塗りむら無く上々の出来です。
楽天より
LLサイズを余すところ無く使いきりました。
汚れの付きにくさ、透明感、持続性の素晴らしさはダイヤモンドで納得済みです。
完全硬化後のヌルテカ感に期待です。
効果の確認前ですが、シラザン50ダイヤモンドをすでに体験済みということもあり効果は間違いないだろうという印象です。
ダイヤモンドプラスでなく、ダイヤモンドの方の口コミもご紹介しましょう。
施工性もすごく簡単で、ボディの艶もあきらかに良くなっているのが体感出来ました。
楽天より
ものすごい水弾きをするので洗車をするのが楽しみになっています。
多少のボディの汚れなら、雨の日走ると汚れが落ちてくれます。ボディに乗った雨が滑り落ちるのを見るのも楽しいくらいです。
新車に施工させて頂きました。
楽天より
ディーラーでのコーティングか、某有名コーティング専門店も対象に迷いましたが、コスパとネットでの評判が気になり購入した次第です。
仕上がりは本当に鏡のように景色がボディに写り込みます。
最高の一言です。
施工のしやすさ、効果、コーティングの艶全てすごいというレビューがやはり多いですね。
ゼウスクリアのスプレータイプのシラザン50系統は施工時間がひたすらに短いです。
ノーマルのシラザン50なら30分、ダイヤモンドプラスで1時間で施工自体は終了します。
非常にコーティングしやすいです。
悪い口コミ
なんと、ダイヤモンド、ダイヤモンドプラス合わせて星4の1件のみが低いレビューです。
他は全て星5。つまり、悪いレビューはありません。
ここまで高いコーティングを施行しようという方は車好き、カーケミカルマニアのみだからでしょう。
予算OKならシラザン50ダイヤモンドプラスは非常にお勧めできる製品といえます。
ダイヤモンドプラス 内容物を紹介
内容物紹介です。
なんと、このダイヤモンドプラスは3層塗りです。
- 1層目はA+B+硬化促進剤
- 2層目はC+D+硬化促進剤
- 3層目にトップコート
スプレーももちろん3本、クロスは10枚セットです。
足りない!!ということがないのがさすがゼウスクリア。
ケチらずにバンバン道具を使え、理想的なコーティング内容物ですね。
ダイヤモンドプラスの施工手順
ダイヤモンドプラスは超高級コーティングなので、徹底的にやりましょう。
ノーマルのシラザン50よりもステップは増え、時間もかかります。
しかし、絶大な効果を得るためです。
おおよそ6時間程度かかります。気合い入れていきましょう。
まずは洗車
何よりも初めに洗車です。
まずは普通に洗車していきましょう。コンパウンドやワックスなど変なものが含まれていない方が望ましいです。
泥を含め汚れは徹底的に落としましょう。
次にイオンデポジット剤を使いますので、拭き上げは水を少なくする程度で大丈夫です。
イオンデポジット剤で下地リセット
水垢やコーティング類をリセットするためにイオンデポジット剤を使います。
特に有機被膜でコートされている場合、イオンデポジット剤でしっかり剥がしましょう。
クロスを水で濡らし、デポジット剤を塗布して行きます。
強く擦らずに軽く何回も拭けば落ちます。
脱脂剤で洗車
付属の脱脂剤で洗車します。
ここまでが下地作りです。
ポリッシャーで表面を整えたいという方はもっと手順が増えますが、脱脂してダイヤモンドプラスを施工することには変わりません。
徹底的に拭き上げ(失敗しないために)
次に徹底的に拭き上げます。
水分は親の仇。
この心意気でやりましょう。水滴を根絶やしにするのです。
ここで大活躍するのがブロワ。あると非常に便利です。
私はマキタの40Vをおすすめしますが、18Vでも大丈夫。
専用脱脂剤を塗布
洗車が終わったら付属の脱脂剤を塗布。
クロスに軽く馴染ませ塗布していきます。
ダイヤモンドプラスを施工するボディ全面に施工しましょう。
1層〜2層まで施工
脱脂が終わったら早速施工です。
ポリシラザン系のコーティング剤は化学反応で硬化する際にアンモニアを発生させるため、マスクと保護メガネ、手袋等をつけましょう。
A,BC,D液は開封後保管はできません。使い切りましょう。(未開封で1年間冷蔵保管可能)
手順は簡単で、A液、B液、効果促進剤をスプレーボトルに順に入れ、振り回して混ぜます。
その後、ボディに直接スプレーするか、クロスにスプレーして塗布していきます。
個人的には風対策にクロスにスプレーがおすすめ。
2〜3プッシュで50cm角程度を塗っていきます。
2層目は同手順で塗布していきます。
1層目と2層目の間は開けないでOK、1層目を塗った直後に2層目でなければ大丈夫でしょう。
3層目(トップコート)は2時間後以降に塗布
3層目は2層目後の2時間後以降に塗布していきます。1週間以内に塗ればOKだそうです。
2層目まででおおよそのダイヤモンド下地はできるので、施工時のクロスのタッチが違う。
何もしていないのにクロスが滑っていく!!!みたいな感じ。
トップコート後2時間乾燥で完成
トップコート施工後さらに2時間乾燥させて最強のコーティングが完成します。
ノーマルのシラザン50と比較して倍の施工時間が必要ですが、効果はさらに異次元になります。
洗車からトップコート施工完了まで、だいたい6時間程度かかりますね。
洗車と乾燥時間が非常に長く、施工自体はすぐ終わります。気長に乾燥を待ちましょう。
ダイヤモンドプラスを少しでもお得に買うには
少しでもお得に買うためには以下の2点に注意しましょう。
- 公式でのセール時を狙う(頻度が公式が1番多い)
- 公式でアマゾンペイを使う
公式では稀にセールを開催しています。そのタイミングで購入できればベスト。
また、公式ではアマゾンポイントを支払に充てることができるため、1番お得に買うことができます。
ダイヤモンドプラスの被膜を増すには?
ダイヤモンドプラスは3層コーティングですが、もっと増やしたい。
そんな場合はノーマルのシラザン50で上塗りすればOK。
ただ、ダイヤモンドプラスの上塗り最適解はダイヤモンドプラスですよ。最強×最強ですから。
ただし、トップコートの上にシラザン50は定着しません。
逆にシラザン50の上にダイヤモンドプラスのトップコートは定着します。
シラザン200 ダイヤモンドプラスの2度塗り
シラザン50ダイヤモンド200をこの度施工しました。
ダイヤモンドプラスの2度塗りバージョンです。
ダイヤモンドプラスのトップコートの最適解はダイヤモンドプラスと公式が認めました。
とどのつまり、シラザン50の目指すところはシラザン無限なのです。
まとめ
今回は現時点で販売されているコーティングの中で間違いなく世界最強であるゼウスクリアシラザン50ダイヤモンドプラスについて紹介しました。
効果は間違いなく最強です。
コーティングの施工には以下の点に注意してください。
水濡れ厳禁さえ守ればマジで失敗しません。
- 水濡れには細心の注意を
- 1日晴れの日
- 屋根付きの駐車場での施工が望ましい
- 明け方から施工
- 水濡れ厳禁は2時間(季節や湿度による)
- 夜露などの結露に注意
また、有機質のトップコートの上からコーティングすることができない(定着しにくい)ため、同封されているイオンデポジット剤を利用しましょう。
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