今回は茶色く変色してしまったタイヤのクリーナーのレビューです。
ワックスで汚れの上から黒くするのでは根本的な解決にはなりませんが、CARPRO ReTyreを使用することでタイヤ自体のクリーニングをすることができます。
タイヤの汚れはかなり頑固なので普段の洗車ではまず落とせません。
以下ReTyreを使用したレビューです。
- 茶色く燻んだタイヤがかなり綺麗になる
- 大容量でコスパが一番良い
- タイヤワックスDarkSideと組み合わせてタイヤをピカピカに
一方デメリットとしては、ReTyreは高アルカリ性のため、お使いのホイールによっては使用がおすすめできません。
私個人的に、黒いタイヤはかなり好みなのでしっかりメンテしていきたいところです。
さらにReTyreで綺麗にした後はCARPRO DarkSide(タイヤワックス)で黒さを蘇らせます。
CARPRO ReTyreは強力なタイヤクリーナー
タイヤメンテはタイヤワックスが基本ですが、汚れを落とさなければ上塗りを繰り返すだけ。
それはちょっと、、、と思い色々探すうちにCARPRO Retyreに辿り着きました。
茶色く燻んだ汚れやタイヤワックスを除去してくれる
実際に使用してみた感じ、かなり洗浄力が高いです。
白い泡がまっ茶色に、汚れが出るわ出るわ。
思ったよりも仕事をしてくれるクリーナーです。
市販されてるクリーナーの中で飛び抜けて容量が多い
ReTyreは1000mlの容量で3000円程度で購入可能。
タイヤクリーナーと検索して出てくるまともな商品はBola W55ですが、こちらは500ml。つまり価格が倍になります。
また、こちらもアルカリ性のため、洗浄力はほぼ変わらないでしょう。
ReTyreを使用してみる
使い方は非常に簡単でした。
1000mlでスプレーなので片手ではやややりにくい印象。
誤発射防止機構がスプレーについているのも高評価です。
タイヤのゴム部分に直接スプレーする
まずはタイヤを軽く濡らし、タイヤに直接スプレーします。
1周で6プッシュ程度でしょうか。
ブラシで優しく擦る
ブラシにも数プッシュし、あとは優しく馴染ませるように擦ります。
みるみるうちに泡が茶色くなっていきます。
水で流す
あとは水で流すだけ。
茶色の燻みが取れました。
仕上げはDarkSideでワックス
ReTyreは洗浄のみでタイヤの保護はしてくれません。
また、漆黒のような黒さを維持するためにはやはりワックスを塗る方が良い。
同じCARPROから出しているタイヤワックスDarkSideと組合せて使用することが推奨されています。
私も漆黒タイヤを求めて購入してみました。
ReTyreの注意点は重要
ReTyreは高アルカリ性のため、一部のホイールにダメージを与えてしまうの可能性があります。
アルマイト処理のホイールにはNG
アルマイトの主成分はアルミナ(酸化アルミニウムAl2O3)です。
例えば、強アルカリ性の水酸化ナトリウム(2NaOH)に触れさせてしまうと、Al2O3 +2NaOH+3H2O→2Na[Al(OH)4 ]によりアルマイトが変化してしまいます。
要するに溶けます。
コートしていないマットやサテン仕上げにも使わないほうが無難
表面が凸凹していて光の乱反射を起こし、マットな質感に見せるマットカラーホイールやサテンホイールの場合、腐食を起こしてしまった後は磨くことが不可能です。
磨いてしまうと表面の凸凹が潰れ、乱反射ができなくなりマットに見えなくなります。
そのため、取り返しのつかないホイールへの使用は取り扱い注意になります。
とはいえ、私のBBSはマットブラックですが、ガラスコーティングを使用しているため気にせず使用してみました。
もちろんタイヤのみでホイールへは使用していません。
おすすめカーケアグッズ
車を美しく保つ上ではカーケアは欠かせません。
こちらでは必須順にメンテグッズを紹介します。
特に、はじめに1発非常に良いコーティングを入れるのは非常に重要です。
ボディコーティングはシラザン50ダイヤモンド200がイチオシ
私のシビックにはシラザン50ダイヤモンド200というガラスコーティングを入れていますが、店舗施工のものとは比較にならないレベルの撥水力と耐久性、ランニングコストを兼ね備えています。
私はシラザン50を施工して依頼、その効果の高さから店舗施工は使わないことを決めました。
もちろん、ベースグレードのシラザン50も非常に強力。安く購入する方法を知っていれば大幅割引で購入できます。
カーシャンプーは中性を選ぶべき
カーケアの洗剤にはさまざまな種類がありますが、ノーコンパウンドの中性洗剤はどんな場面でも必須です。
むしろ他の成分が入っている場合、化学の知識が必須になります。
例えば3pH洗車はコーティングへのダメージを懸念して行う必要があるため、一概におすすめとは言えません。(コーティング前に3pH洗車はおすすめです。)
スノーフォームを行いたい場合は下記のコッホケミーのものが泡立ち、泡持ちが一番良かったです。
洗車拭き上げはブロワ
コーティング車とブロワは非常に高相性。
強力なコーティングをしている車の場合、ブロワを使えばタオルでの拭き上げはほぼ必要ありません。
また、ボディへの接触はコーティングへのダメージになるため、それを避けることができます。
純水器
純水機はあったほうが良いレベル。
複数台を洗車する場合、いちいち拭き上げするのはめんどうですので、そんな場面には純水器があると便利です。
まとめ
今回はタイヤ専用のクリーナーとして、CARPRO ReTyreを使ってみました。
- 茶色く燻んだタイヤがかなり綺麗になる
- 大容量でコスパが一番良い
- タイヤワックスDarkSideと組み合わせてタイヤをピカピカに
私はどちらかというと真っ黒いタイヤが好きなため、いい買い物でした。
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