今回はゼウスクリア シラザン50と言う車のボディコーティング剤を徹底的に解説し、施工レビューします。
この記事ではコーティングの特徴(ちょっと化学)、施工、施工時の注意ポイントや撥水効果、口コミ、さらには以前施工したEXキーパーとの撥水力の比較を書いております。
シラザン50は従来は難しかったポリシラザン系の本格ガラスコーティングをスプレーでサクッとコーティングできてしまう点が素晴らしいです。
高価なコーティングだけあって、耐久力は抜群です。
やはり値段と耐久力は比例します。
特徴をまとめますと、、
- 自宅で30分+2時間の硬化時間(水濡れ厳禁)という圧倒的時短
- EXキーパーとも引けを取らないバッチバチの撥水力(下記動画で説明あり)
- プロ仕様成分の本格コーティング
- お値段1万円(DIYコートでは高い)
- 耐久力が非常に高い
一方デメリットは、
- コーティング剤は比較的高価
- 施工の際は天候や環境に注意
- 夜施工はおすすめしない(翌朝の結露、霜に注意)
- 定期的にメンテナンスは必要
デメリットは普通のDIYコートと同じです。
青空駐車の場合は夜露との戦いです。水濡れ厳禁2時間は圧倒的なメリットでしょう。
しかし、たった1万円で店舗施工並の本格コーティングの効果が得られることはコスパが良すぎます。
夜の雨天時にも撥水力による安定した視界が確保でき、
洗車後の拭き上げが拷問級の、灼熱と極寒の日本の夏冬洗車への打開策になります。
肝心の効果はバッチバチに効いております。
EXキーパーと互角の撥水力があります。(経過年月に差があります)
ポリシラザンとは俗に言う高級コーティングで利用されることが多いです。
ポリシラザンを使い効果が高く、楽に時間もかからず施工できるコーティングというのは今までにありません。
スプレーでのコーティング技術は現在特許申請中だそうです。
正直、EXキーパーをメンテするよりもシラザン50を毎年上塗りした方が効果が高く、コストは抑えられるのでは?と感じてしまいました。


公式HPではシラザン50が20%オフです。
公式HPとAmazonや楽天と比較して、安い方で購入しましょう。
シラザン50の特徴とメリット

シラザン50は他のコーティングと概ね3つの点で差別化ができます。
この3点は車のDIYコーティングでは非常に重要になるためよく覚えておきましょう。
こちらは日本ライティング ゼウスクリア公式のシラザンについてのまとめページです。
コーティングが簡単
ゼウスクリアシラザン50は、スプレーガンを使って簡単に塗布することができます。
初心者でも簡単にコーティングを行うことができます。
ちなみに臭いは強烈なのでマスク、手袋をしましょう。
マスク、手袋もちゃんと同封されております。
施工は30分ほどで、水濡れ厳禁の硬化時間は2時間です。その後1ヶ月経過で完全硬化となります。
※シャンプー洗車は1週間後、洗車機は1ヶ月後から可能となります。
水濡れ厳禁の硬化時間が短い
水濡れ厳禁2時間とは圧倒的に短いです。
よくあるDIYコーティングでは24時間水濡厳禁が多いですが、青空駐車では夜露、結露の問題があるため24時間の防御することは難しいです。
そのデメリットを打ち砕いたのがシラザン50ですね。
多くの方にお勧めできるコーティング剤です。
耐久性が高い
ゼウスクリア公式によると、シラザン50は3年以上の耐久です。
この耐久力を持たせる場合は洗車などの定期的なメンテナンスが必要ですが、それはどのコーティングも同様です。
耐久性と光沢の時間経過グラフ(ゼウスクリア公式より)


シラザン50の公式HPにも書いてありますが、ガラスコーティング剤はシロキサン系とポリシラザン系の2種類に分かれるようです。
ポリシラザン系のガラスコーティング剤はシロキサン系に比べ膜密度が高い(10倍から数十倍)皮膜を構成してくれます。
また完全硬化後は極めて高硬度のガラス被膜を形成します。
また、先ほどもお伝えしましたが従来は専門店舗で施工するような成分であるため、耐久性はかなり高いです。
ガラスや樹脂パーツにも塗ってOK

DIYコーティングに意外と多いのが、ボディ以外NGというもの。
ボディ以外NGとなると単純に塗りにくいですよね。
そこを気にせず、ささっとコートできるのがシラザン50です。
しかし、樹脂は表面がデコボコしている場合が多いので、効果は落ちてしまいます。
以上がシラザン50の特徴であり、メリットでもあります。
ホイール用のコーティングもある
ゼウスクリアにはホイール専用コーティングもあります。
もちろんシラザン50でもホイール施工可能ですが、ホイールにはホイール専用の方がおすすめ。
ホイール専用コーティングの施工レビューはこちらです。
どちらもバッチリ読んでください。
シラザン50デメリット
一方でシラザン50のデメリットを洗い出してみましょう。
- コーティング剤は比較的高価
- 施工する際は天候や環境に注意する必要がある
- 夜施工はおすすめしない(翌朝の結露、霜に注意)
- 定期的にメンテナンスは必要
以上です。
一般的なコーティングのデメリットと変わりません。
シラザン50は施工は簡単だし撥水効果も持続性も高いので非常にお勧めです。

さらに、融雪剤に弱いかもしれないというレビュー(口コミで紹介)がありました。
豪雪地帯ではメンテナンスを定期的にする必要がありそうですね。
シラザン50は高価
やはり1万円のコーティング剤と言うのは1発目は高いと感じますよね。
しかし下記で説明している施工のしやすさと効果を考えるとやはり安いです。
コーティング剤は安いものも多いですが、確実な効果を期待するのであればイチオシです。
DIYコーティングは施工環境に注意
DIYコーティングする上では周囲の環境が大きく影響します。
施工後2時間は水濡れ厳禁のため、注意する必要があります。
本記事後半の施工時の注意ポイントの章で説明しておりますが、夜の施工はおすすめしません。
翌朝の結露や霜も天敵となります。
定期的にメンテナンスが必要
どんなコーティングでもメンテナンスは必要。
定期的な洗車と、年に1度上塗りや復活剤を利用すれば効果はしっかり持続しやすくなります。
以上3点に注意してコーティングを選びましょう。
シラザン50 ノーメンテで3ヶ月放置した結果
3ヶ月ノー洗車でもバッチバチに撥水しておりました。
1万円のコーティングでここまで耐久性があるとは正直思ってませんでした。
ルーフやボンネットなど、太陽光を直接受けるとこは撥水が弱くなりやすいです。
しかし施工直後のようなバッチバチ具合ですね。
持続性は全くもって問題なさそうです。
これで実質的なデメリットは価格が高いことだけですね。

シラザン50の口コミ
楽天での口コミを紹介します。
総合評価星4.67の大人気商品になります。そのうち8割以上が星4,5の高評価です。

良い・撥水がすごいという口コミ
1600件中8割以上が高評価なシラザン50の効果はやはり高いです。
納車時にディーラーでのコーティングを施工してもらったのですが、3年も持たずにダメ。
10万円もしたのに。そんな時にシラザン50に出会いました。
楽天より
YouTubeでも多くの方が簡単施工と言っているだけあり、とても簡単な施工でした。
市販されている簡易的なコーティングと全く同じ施工方法で問題なし。
それなのに3年耐久。
納車時のガラスコーティングを定期的にメンテナンスをしていたのですが青空駐車のため、ウオータースポットやイオンデポジットが落としきれず、撥水はするがツヤがなくなってしまった。 再度高価なコーティングを施工する気にはなれず、安価な簡単なコーティングはないのかと探しておりました。
汚れをしっかり落とし、磨きキズ等を消してからではないと、シラザン50の効果を100%発揮させる事が出来ないと思い、コンパウンドの施工に2日間、爆ツヤ&施工前の洗車、ふきあげに半日。
そして実際のシラザン50の施工は、たった1時間。
そして何より簡単な、施工後2時間後から降雨があっても大丈夫との事。
青空駐車の方にはとても助かる時間です。
いろいろなコーティング剤を確認しても、施工後24時間は水分厳禁との事。
朝方には夜露が発生するので、カーポートもない青空駐車には絶対に無理な案件です。
まだコーティングを施工して1か月程度ですがバチバチの撥水です。
ガラス表面にも施工可能との事でしたが、今回はボディーのみに施工。なるべくに多くのコーティング剤を塗装面に使用したかったので。 値段に大差がなかったのでLLサイズを購入。屋根、ボンネットはしっかりと2度塗りできました。
新車に施工ですが、うわさにたがわぬ光沢と水はじきです。バチバチにはじきます。
楽天より
施工も簡単で、1度塗りであればだれでも失敗なく簡単に施工できます。1時間以内の塗り重ねで、ツヤも深く光沢が増します。白い車ですが映り込みもすごいです。私の場合、ルーフを取り付ける前に下記のわけあって3度以上塗り重ねて、光沢・水はじき共に満足しています。
・価格がちょっと高いですね。
【施工には以下の注意が必要です】
●屋根なし駐車場の方は、天気予報をみて3日以上雨が降らない日に施工しましょう。
●塗り重ねは以下2点注意が必要
1つ目は、通常おすすめより大きめ容量のものを買いましょう。デリカはLLで2回塗りできます。
2つ目は、付属のタオル以外に、塗り重ねたい回数以上の枚数のタオルを用意し、2度目以降の施工は新しい別のタオルを使いましょう。(私の場合、同じタオルを使用し2度目を施工する際、1度目のタオルが洗車の拭き残しの水に触れたようで、硬化し始めたタオルの繊維で1度目の硬化し始めたコーティングをザザッと傷つけてとんでもないことになりました。硬化が進むと固い皮膜が形成され、同社のイオンデポジットクリーナーでは傷は取れず、業者でバフあてしてもらいあらためて、コーティングするハメになりました。)
乾燥時間が短いのは青空駐車にはメリットが非常に大きいとのことです。
夜露は天敵ですね、、、
私も施工して感じましたが、撥水力は半端ないですし、溶剤もたっぷりあるので丁寧に塗ることができます。
2度塗りもおすすめとのことです。
最近のレビューは本格レビューで非常に参考になります。
悪い・残念だったという口コミ
残念な点はスプレーの霧感が細かすぎて微風でも飛ぶ、飛びまくる。液の大半が飛んでいろんな所に付くので自分は空振り怠るとガラスに変に固まったのを見ることになりました。液の無駄にもなるので、ガレージ環境用はこのまままだいいですが、屋外環境用はスプレー変えて欲しい。
楽天より
3日位で撥水効果がなくなりました。
楽天より
施工のし方悪かったのでしょうか?高い買い物だったので残念です。
降雪地域への帰省で雪+融雪剤の中を走行後、洗車をしましたが汚れ付着の多い箇所
楽天より
(タイヤハウス周辺、リアバンパー等)の撥水性が明らかに低下しました。
撥水がほぼ無くなり、親水のような状態です。ボンネット、ルーフ等はまだ撥水しているので
雪や融雪剤付着時の耐久性が低いのかもしれません。
基本的に撥水性の高さを評価するレビューが目立ちますが、全然撥水しないとのレビューもありました。
融雪剤に弱いかもしれないというのは重要な視点ですね。
楽天では1600件中19件が低評価(星2以下)の評価をつけています。
私が施工した車は3ヶ月放置してもバチバチの撥水力を保っているので、施工の仕方を注意してみましょう。(本記事下記記載)
さらには、ディーラーでのコーティングの上塗りに利用しているレビューもありました。
使い勝手は良いという総評でしょう。
シラザン50はどこで買うべきか?
購入は20%セールを開催しているゼウスクリア公式HPまたは楽天が良いでしょう。
楽天ではたまにキャンペーンで50%でポイント100%還元をやっております。
1/2で実質無料キャンペーンの楽天を取るか、常時20%割引の本家で購入するか迷いどころですね。
キャンペーンは開催期間にご注意ください。
一度に全てが揃うコンプリートキットなどがおすすめです。

最強 シラザン50 ダイヤモンド
シラザン50のさらに上、ダイヤモンド。
DIYコーティングは業者コーティングの1/10ほどの値段。
ということはこいつは50万円分の効果のあるコーティング剤です。何がどうヤバいかは想像ください。
コレの効果はEXキーパーを軽くぶち抜くでしょう。

なんと、9月末まで最強のシラザン50ダイヤモンドが10%オフです。

車をボディコートするメリット
車好きならすでに理解しているかと思いますが、コーティングにはメリットがいくつかあります。
汚れを防ぐとか色褪せ、腐食を防ぐなどが主な効果ですが、洗車をしなければすぐにコーティングはダメになります。
なので
・洗車が楽になる
・拭き上げがめちゃくちゃ楽になる
の2点に比重を置いて考えます。
洗車は年2回すれば良いという考えの方にはどのコーティングでも全くお勧めできません。
コーティングをする上で洗車は必須です。どんなに目を瞑っても月1では洗車しましょう。
一方で以下のような方にお勧めできます。
・コーティングのランニングコストを抑えたい方
・自分で施工しても大丈夫という方(かなり簡単に施工できます)
・1万円でバチバチの撥水を実現したい方
・定期的に洗車などのメンテナンスができる方
・コーティングの層の1つとして使いたい方
・飛び石やガリ傷の修復をした方(記事一番下に飛び石修復DIY方法を載せてます)
洗車が楽になる
コーティングを施すことで表面に汚れが付着しにくくなります。
表面が滑らかになることで、汚れが固着せずに落ちやすくなります。
いくら擦っても汚れが落ちないとか、よくあるかと思いますが、コーティングをしてあれば幾分かマシになります。
洗車後の拭き上げが圧倒的に楽になる
体感できる効果はこちらが大きいです。正直ボディコートしてない車は拭き上げしたくないです。それくらいめんどくさいですね。
コーティングがちゃんとしてあり、定期的にメンテナンスをしてある車であれば、拭き上げはブロワで。
とはいえ、余った水滴を拭き取る必要はありますが、タオルは絞る必要もありません。5分で終わります。
シラザン50 施工前後での効果を確認(動画)
施工はボディコートを一切施していない一般的なフィットにしました。
中古で納車してコーティングも無し、ボディの表面は良い状態ではありません。
こちらが施工前後で比較した動画になりますが、、、
もはやどう変わったかわからない人はいないでしょう。
それほど圧倒的な撥水になります。
洗車にイチオシ、マキタのブロワ40Vの登場です。
コーティングの効果を見るのにベストな道具ですね!(☜使い方違う笑!!)
最大瞬間風速は64m/s。←台風以上ですね。
コーティングが施してある場合は水という水は吹っ飛んでいきます。
シラザン50 施工時の注意ポイント
シラザン50の施工には下記ポイントに注意してください。
- 水分厳禁
- 風が強い日の場合はクロスにスプレーして塗る
- 乾燥時間は気温と湿度に左右される
- 洗車は必ず徹底的に行う
- 硬化促進剤と混ぜる
シラザン50は決して安くないコーティング剤です。
1番重要なのが水厳禁なところ。
施工時+乾燥時間は確実に水の心配がない日に行いましょう。
ごく稀に硬化促進剤と混ぜるのを忘れるパターンもあるようです。ぜひ忘れないように!!
施工時は水分厳禁
シラザン50は空気中の水分との化学反応で硬化します。(本記事最後に化学の説明)
水の拭き残しがある場合、流れてしまうやムラになってしまいます。
例えばドアの隙間、ミラーの隙間の水分、これらに至るまで徹底的に除去しましょう。
このような場合はブロワがあると非常に便利ですね。

乾燥は湿度と気温に注意
施工後は最低2時間乾燥時間が必要です。
湿度が高く、気温が低い日、ようするに洗濯物が乾きにくい日はコーティングの硬化もしにくくなります。
ですので梅雨の時期や冬の場合は少し気を使いますね。
春、秋などで晴れの日の早朝から施工するのがベストタイミングです。
夜の施工はおすすめしない

先ほどと同等ですが、夜に施工した場合、
翌日ボディに霜が降りる、水分が結露するなどのことが考えられます。
完全に乾ききってない場合に結露してしまったら本来のコーティング効果は期待できなくなってしまいます。
こればかりは悲しいので、やはり晴れの日の朝からコーティングを開始しましょう。
風の強い日はスプレーしない
大事なコーティング剤が爆風で吹き飛び、隣の車が施工されてしまった、、、
なんてことは嫌ですよね。アレ、隣のやつ片面だけバチバチに撥水してね!?
ということにならないために、風の強い日はクロスにスプレーしてボディに塗布しましょう!
私が施工した時も爆風の日でしたので、クロスにスプレーしてささっと塗りました。
それで施工は30分で終わり、バチバチの撥水力なので正しいやり方と言えますね。

クロスは付属していますのでご安心を!
もっと欲しいという方はコチラのようなので十分です。

シラザン50 簡単施工手順4ステップ
施工自体には30分程度の時間しかかかりません。
また、施工の際は取説をよく読んでください。
施工はめちゃくちゃ簡単ですので、安心してください。
コーティング剤はかなり臭いがキツいため、付属のマスクを使いましょう。
また、日差しが強い季節は日焼け止めをしっかり使うことを推奨しております。
こちらの日焼け止めは水や汗では決して落ちません。落とそうと思っても落ちない最強の日焼け止めです。

① 施工準備(洗車して下地処理をしよう)
まずは洗車です。
今回は鉄粉除去のような下地処理は行いませんでしたが、それでも十分な効果を確認できました。

脱脂シャンプーが付属してあるのでそれを使います。
汚れやゴミ、土などをしっかり落としてください。
洗車後は水気が無くなるようしっかり拭き上げます。←拭き上げが甘いとコーティングがちゃんと定着しない場合もあります。
なんだかんだこの洗車〜拭き上げで30分以上かかった気がします。
コーティングされてないと本当に拭き上げが面倒です。
② コーティング剤の準備
スプレーボトルに液体A、液体B、硬化促進剤の順で入れていきます。

そして混ざるように軽く振る。

注意:溶液は混ぜたら全て6時間以内に使い切ってください。保管は不可能です。固まってしまいます。
コーティング剤の準備はこれで完了。
③ コーティング開始 タオルにスプレーして拭いていく

付属しているタオルにスプレーしてコーティング剤をボディに塗布していきます。
もちろんスプレータイプなのでボディに直接吹き付けても大丈夫です。
・臭いがキツく、手に付くと硬まる為、マスクと手袋は必ず付けましょう。
・ボディの水気はしっかり無くしましょう。この手のコーティングは水分と反応して硬化するようです。
施工した日はそれなりに風が強かったのでタオルに一旦スプレーしてからボディに塗っていきました。
もうひたすら無心で塗るだけです。
④ 塗り終わったら 硬化時間は2時間!
2時間は水濡れ厳禁だそうです。
とりあえず、雨が降りそうもない日または屋内でやりましょう。
以上が施工手順になります。
効果は上で説明した通り、バッチバチになります。
まあ施工したてだからそうでしょと言われたらそうでしょう。

素人施工の出来栄えは??

出来栄えですが、下手くそだったため若干白い拭き上げ跡が残ってしまいました。
うっっすらですが、黒い車だと目立ってしまう可能性あります。
ただ翌日にはわからなくなりました。
写真でもやはり見えないです。
必見!コーティング比較動画(EXキーパー、ハイドロフォビック)

現在ウチの車にはそれぞれ異なるコーティングが施されているので、ちょうどいいので比較してみます。
比較対象はシラザン50、ホンダアクセス ハイドロフォビック(ディーラーオプション)、EXキーパーです。
EXキーパーは有名どころでは一番効果あるコーティングの1つと言われているやつですね。

値段、主成分、公式の持続年月(メンテ込み)、経過年月を表にまとめます。
値段(円) | 主成分 | 持続年月 | 経過年月 | |
ハイドロフォビック | 80000 | ポリシラザン | 5年 | 3年(メンテ有り) |
EXキーパー | 130000 | ガラス+有機被膜 | 6年 | 2年(メンテ有り) |
シラザン50 | 10000 | ポリシラザン+有機成分 | 3年 | 0年 |
ハイドロフォビックとEXキーパーはそれぞれ定期的にメンテナンスを行っています。
EXキーパーはガラス被膜の上に有機被膜が施されているやつです。
シラザンは施工してから日が浅いためバッチバチですが、他の2つはそれなりに月日が経っております。
そしてこちらの動画をご覧ください。
シラザン50はバッチバチですね。
シラザン50
・バチバチに撥水
・ブロワで水滴が消し飛ぶ
・コーティング剤自体は1万円程度で購入できる
・施工も簡単
・毎年シラザン50を施工してあげる方が高コスパ?
・施工環境、ウデマエは個人による
他の2つはそれなりに似通った結果のように感じます。
EXキーパー
・施工から1年経過時の状態だが撥水性は高い(流石のEXキーパー)
・ブロワで水滴が飛ぶ(拭き上げはするがタオル絞らない程度)
・施工環境と技術は理想的(EXキーパーは熟練の技術者でないとコーティングできない)
・コーティングの値段がネック(高級コーティングの部類)
・施工に時間がかかる(動かせるまで1日かかる)
・定期メンテナンス(1年or2年に一度)のランニングコストが高い
・有機被膜なためウォータースポットは付きにくい
EXキーパーは定期メンテ(1年または2年に一度)に出すと+3万円くらいかかります。
ハイドロフォビック
・施工から3年経過時の状態の割には撥水性は高い
・ブロワで水滴が飛ぶ(拭き上げはするがタオル絞らない程度)
・コーティングの値段がネック(EXキーパーほどではない)
・納車時に施工してもらえばコーティングされた状態ですぐにドライブを楽しめる
・専用のメンテナンスクリーナーで撥水は復活する
ハイドロフォビックは専用のメンテナンス剤を塗布すればそれなりに効果が復活します。メンテナンス剤は洗車のたびに使わなくてもいいくらいなので、数ヶ月に1度使えばいいのかな?と思って使っておりました。
以上簡単に各コーティングの特徴をまとめてみました。
比較結果として、シラザン50は手間のかからないDIY施工でもかなり効果が高いことがわかりました。

シラザン50の購入サイズは?
私は今回施工したのはフィットですが、Lサイズを施工しました。
だいぶ丁寧に塗りましたが、ボンネットとルーフは2度塗りできましたよ💡

基本的に、推奨サイズよりやや多めに入っています。
レビューを見ても足りないとのコメントはありませんでした。
ちょっと心配だなという場合は、ワンサイズ上のものを購入するのも手です!
シラザン50の成分を化学してみよう
効果がすげえすげえ!他と違う!言われてもよくわかりませんよね。
チョット化学してみましょう。
ここを読めば化学的に、どう表面にコーティングが結合し、石英のような成分になるのかがわかると思います。
化学反応 硬化メカニズムを調査
まず、シラザン50はポリシラザンの有機と無機のハイブリッドです。

これが結合するわけですが、、、

まず、ゴチャゴチャした文字の中にある-NHってのと、-OHってのが空気中の水を媒介としてSiとのくっつき方を色々と変えていきます。
キモは、SiとOがくっつき、NとHがくっつく。そのようにちょっとずつ組み換えられていきます。
その際にアンモニア(NH3)が発生し、揮発する。これが硬化メカニズムになります。
アンモニアだったのですね。コーティング中臭かったですよ。

その結果、SiO2となりガラスの構造が出来上がるわけです。
一番上のSi-O-Siの結合は、結合エネルギー(結合をバラすために必要なエネルギー)が非常に高い(C-Cより高い)ため、非常に安定しているというわけです。
イオンデポジットは何故着かない?
実はシラザン50の硬化メカニズムはこれで終わりではなく、
さらに、上記の無機(ガラス)の上に下記の有機層が堆積するそうです。

無機ですとイオンデポジットは非常に着きやすくなるため、このように設計したようです。
(硬化速度や硬化密度の差でこのように設計しているのかと考えています。)

所々にある-Rが有機(Cを持つやつ)ですが、-COOH(カルボキシ基)のようなものですかね。
そして、これら有機系の官能基は(カルボキシ基も)親水性を示すため、ウォータースポットができにくいとか??
ここは推測です。
シラザン50 メンテナンスについて
シラザン50は3年以上の高耐久を誇りますが、、、
もちろんメンテナンスは必要です。
下記2製品がメンテナンス用として販売されております。

復活剤
復活剤ですが、こちらが俗にいうメンテナンス用です。
シラザン50施工直後の状態まで復活するそうです。
イオンデポジットクリーナーでデポジット除去してからだとより効果的ですね。
メンテナンス剤を利用する場合は、復活剤との併用が良いでしょう。
復活剤は撥水が微妙になってきたな〜と思った時で良いのですが、施工と洗車をしっかりできている場合は半年〜1年後で十分です。

メンテナンス剤
メンテナンス剤はメンテナンスというより、犠牲被膜の形成を行ってくれます。
撥水効果の復活には復活剤を利用します。
メンテナンス剤の施工タイミングは以下の2パターンが推奨されています。
①シラザン50施工の2時間後(硬化後)に施工して犠牲被膜を形成する。(撥水効果は若干低下)
②施工後数ヶ月〜1年経過後に施工
どちらのパターンも犠牲被膜が上層部に来るため、撥水性は若干低下してしまいます。
が、層が増すので耐久力が上がります。

ある程度経過しましたら、こちらの効果を確認したいと思います。
すでにコーティングされている方へ
シラザン50は上塗りに最適!
もし、車のコーティングの毎年のメンテナンスで数万円吹き飛ばしているなら
上塗りにシラザン50は最適かもしれません。
私の場合、毎年EXキーパーのメンテに持って行くことになります。
キーパーのメンテナンスでは毎年3万円ほどかかることになります。
そこでシラザン50を導入した場合、3万円のメンテナンス代が1万円になるのですよ。
そして、シラザン50は3年耐久なので復活剤と交互に使用してコストを抑える手もありですね。
なお、今回の施工ではシラザン50のコーティング寿命は確認できていないため、定期的に様子を見たいと思います。
シラザン50の重ね塗りも良し
DIYコーティングはコストが抑えられるメリットがあります。
その代わり重ね塗りをして、もりもりコーティングにするという強者も中には存在します。
私の知り合いがそうなので、そのうち取材します。
特に、シラザン50の重ね塗りを実施した場合、艶の深みがさらに増したとの声がありました。
1層だとムラがありそうで不安という方にも良い手法かと思います。
まとめ
今回はゼウスクリア シラザン50についてまとめてみました。
シラザン50の特徴は以下ですね。
・DIY施工の中では極めて施工が簡単で、効果が高い
・DIYコーティングでは高価
・主成分のポリシラザンはプロ御用達
・EXキーパーとも引けを取らない撥水力
・口コミも半端なく良い
・すでにコーティングされている方にも上塗り層として使えるため非常におすすめ
最後に、コーティングを長持ちさせたい場合は定期的に洗車などのメンテナンスを行いましょう。



Amazonや楽天のリンクもありますが、キャンペーンなどあれそちらの方がお得だったりするためゼウスクリア公式と値段を見比べてください。
シラザン50と同様のスプレータイプのコーティング剤
ピカピカレイン EASY PRO COATまとめです。
果たしてどちらがいいのか?!
洗車でも大活躍可能。絶対に落ちない日焼け止めはこちら。

コメント
こんなに目に見えて撥水効果があるとめっちゃ楽しそうです!
車を購入したときに、メーカーのコーティングがされていたのですが効果が5年だったかな?。それでちょうど切れてきた時期です。
このシラザン50してみたいな~と思ったのですが、少しお高いのでちょっと考えます。
やはりば高いですよね、、、ただ、効果と施工のしやすさを考えたら正直これ一択でいいと思います笑