多数ある車のコーティング剤の中で本格的に効果を体感できたのが日本ライティングが販売しているゼウスクリアシラザン50。
店舗施工レベルのコーティングを破格の値段で得ることが可能です。
かくいう私もゼウスクリアのファンなのですが、種類がやたら多くなりました。
そこで、まず買うべきはどれなのかを焦点に、各種類の特徴を比較していきましょう。
値段(円) | |
シラザン50(スプレータイプ) | 8800~ |
ガラスコーティング(スポンジタイプ) | 9900~ |
シラザン50×51GARAGE | 11840~ |
シラザン50メンテナンス剤セット | 15210~ |
シラザン50パーフェクトセット | 23850~ |
シラザン50重ね塗りキット | 15840~ |
シラザン50ダイヤモンド | 44000~ |
シラザン50ダイヤモンドプラス | 55000~ |
シラザン50ダイヤモンド200 | 77000~ |
今回の特に気を付けるべきポイントは下記2つのみです。
- スプレータイプかスポンジ塗布か
- 年次メンテをどうするか
スポンジ塗布かスプレーかは非常に間違えやすいため、注意しましょう。
シラザン50と名前が付いているものは基本スプレーコーティングです。

こちらの記事ではシラザン50の特徴や化学的な効果、耐久性、施工時の注意点などをかなり詳しくレビューしてます。
シラザン50種類一覧表

2023年10月現在での車のコーティング剤一覧です。
これらの違いについて1つずつ説明していきましょう。
値段(円) | お勧め度 | |
シラザン50(スプレータイプ) | 8800~ | ◎ |
ガラスコーティング(スポンジタイプ) | 9900~ | △ |
シラザン50×51GARAGE | 11840~ | ○ |
シラザン50メンテナンス剤セット | 15210~ | △ |
シラザン50パーフェクトセット | 23850~ | ○ |
シラザン50重ね塗りキット | 15840~ | ◎ |
シラザン50ダイヤモンド | 44000~ | ○ |
シラザン50ダイヤモンドプラス | 55000~ | ◎ |
シラザン50ダイヤモンド200 | 77000~ | ◎ |
シラザン50(スプレータイプ)
デフォルトで非常におすすめ。
シラザン50にはスプレータイプとスポンジ塗布タイプがあります。
やはり施工が簡単で人気なのがスプレータイプです。
スポンジタイプと比較して施工時間は半分以下、効果は変わらずなのでここは間違えないようにしましょう。
多くのユーチューバー、ブロガーがおすすめしているのがスプレータイプです。

ゼウスクリアガラスコーティング スポンジタイプ
スプレータイプが好きではない方はスポンジタイプがおすすめ。
スプレータイプは2つの液剤を混ぜるので保管NGですが、こちらのスポンジタイプは混ぜないため保管が可能。
さらには効果に満足できなかった場合は返金保証がついています。
しかし、ガラスやゴムには使用できないというデメリットも。
なのでボディのみ徹底的にやりたいという場合は選ぶメリットはあるでしょう。
どちらも水濡れには注意して施工を行いましょう。
施工後の水濡れ厳禁時間は3時間推奨だそうです。

シラザン50×51GARAGE
こちらは51GRAGE by K.IWAKIとのコラボレーション品です。
ノーマルのシラザン50と比較して液剤の成分濃度を調整したコーティング剤と専用のトップコートのセット商品です。
シラザン50と比較して防汚性が向上しているそうです。
その他の耐久性や化学的な被膜厚さなどは不明ですが、トップコート込みのためノーマルのシラザン50よりも耐久性は向上しているかもしれません。
しかし、個人的にはシラザン50を重ね塗りする方が耐久性、防汚性ともに向上するようにも思えます。
ですので、ノーマルと比較用に購入する場合はおすすめでしょう。

シラザン50メンテナンス剤セット
ノーマルのシラザン50にメンテナンス剤、洗車スポンジ、拭き上げタオルが付属したセットです。
シラザン50のメンテナンス剤というのは撥水復活をさせるものではなく、犠牲被膜を形成する溶剤です。
犠牲被膜には撥水成分はあまり含まれていないため、若干撥水性が落ちてしまいます。
さらに、メンテナンス剤は2~3か月に一度が推奨になります。
ですので、シラザン50を施工してもう1本おかわりする際の選択肢としては良さそうです。

シラザン50パーフェクトセット
こちらはメンテナンス剤とイオンデポジットクリーナー、撥水復活剤のセットになります。
撥水復活剤は撥水が弱まってきたと感じた際に、シラザン50施工直後レベルまで被膜を復活させてくれます。
コーティング自体は3年間耐久ですが、その途中で「なんか弱まったな?」と感じたら撥水復活剤を使ってみましょう。
私も3か月で使ってみましたが、3か月ノーメンテでも撥水がすごすぎたためあまり意味なかったなと、、、復活剤の使用は半年~1年半くらいがおすすめなのでしょう。
しかし、こちらを購入するのであれば、メンテナンス剤代わりにシラザン50をおかわりした方がコスパがいいようにも思えます。

シラザン50 重ね塗りキット
非常におすすめのセットです。
撥水復活剤は撥水が落ちてきたと感じるレベルでないと施工する意味は薄いです。
となると、1層目施工から早い段階で2層目を入れられる重ね塗りキットの方がお得と考えています。
なので、本格的にガチガチの層コートをするのであれば一番コスパが良い製品でしょう。
(この上からメンテナンス剤などを使う、、、という場合も良しですがイタチごっこなので考えるのをやめました)

ポリシラザンという材質自体、膜にする場合は薄くする必要があります。
高密度にすればするほど、硬くすればするほど、結晶化した際にもろく割れやすくなってしまうというデメリットがあります。
そもそもシラザン50というのは無機ポリシラザンと有機ポリシラザンを層状にしたもの。
無機、有機、無機、有機とシラザン50を2層ずつ形成すれば割れにくくなるのでしょう。(1層の厚さは変わらないため)
こちらの記事では化学的な結晶の仕組みも超絶簡単に説明しております。
シラザン50ダイヤモンド
ガラスコーティングなのにダイヤモンドというのは少々違和感がありますが、いわゆる結晶の密度が違うというもの。
シラザン50自体、一般的なコーティング剤であるシロキサンの50倍程度の密度がありますが、シラザン50ダイヤモンドはそのさらに数段上の密度を持ちます。
こちらを施工した人の口コミでは、艶と撥水は異常とのレビューしかありません。
シラザン50を4層塗るか、ダイヤモンドシラザンにするかはお任せしますが、店舗施工のコーティングでは40万円の効果でしょう。

シラザン50ダイヤモンドプラス
予算OKならこれがイチオシ。
ただでさえ異常に高密度化されたシラザンを、さらに高密度化したものがシラザン50ダイヤモンドプラス。

異常な被膜密度、異常な艶、撥水性、異常な価格を兼ね備えた最高峰のコーティングです。

店舗施工だと50万円レベルのコーティング剤になります。
おそらく、これを超えるコーティングは無いでしょう。
しかし、こちらの施工も水濡れさえ気を付ければ失敗はしません。
夜露や結露に注意し、快晴の日の朝から施工しましょう。
一方ここまで高密度化すると、先ほど説明した割れが気になりますが、現在公式に問い合わせ中です。
シラザン50ダイヤモンドプラスについてまとめた記事はこちらです。
シラザン50 ダイヤモンド200
2023年11月22日 史上最強コーティングダイヤモンドプラスの重ね塗りタイプが発売されました。
ダイヤモンドプラスの耐久力を底上げしたモデルで、非常におすすめ。
もうやるなら徹底的にやりましょう。
※下記リンク値段77000円が正しいです。

おすすめをまとめ
以上が車のコーティング剤の種類説明です。
施工時間が短くなるスプレータイプを選択しましょう。
値段(円) | 記事 | |
シラザン50 | 8800~ | こちら |
シラザン50重ね塗りキット | 15840~ | こちら |
シラザン50ダイヤモンドプラス | 55000~ | こちら |
シラザン50ダイヤモンド200 | 77000~ | こちら |
上記4つの中で選ぶと良いでしょう。
コストが許せばやはりダイヤモンドプラスがおすすめです。
番外編 ホイールコーティング

シラザン50はホイールにも施工可能ですが、効果はやはりホイール専用のコーティングの方が高い。
ゼウスクリアのホイールコーティングもポリシラザン系の本格ガラスコーティングになります。
こちらも施工しましたが、やはり凄まじい撥水を誇ります。
そしてスプレータイプではないのに施工がしやすいという素晴らしいスポンジ設計。
ポリシラザンは比較的膜が薄いので、マットカラーのホイールの質感を損なわずにコートできるため非常におすすめ。
購入にお勧めはどのタイプか?

まず何を買うべきかですが、基本はノーマルのシラザン50をベースに考えましょう。
予算が許せばダイヤモンドプラスが一押しです。
ノーマルのシラザン50
まずはオーソドックスのシラザン50で大丈夫です。

メンテナンス剤や撥水復活剤はあればいい程度ですが、そもそも超絶耐久を誇るので必要な時に購入でも問題ありません。
年次メンテナンスにシラザン50を上塗りにするのも非常にお勧め
シラザン50 重ね塗りキット かなりおすすめ
正直な話ですが、メンテナンス剤や復活剤を購入よりも、シラザン50をもう1本追加して重ね塗りの方が効果、耐久性は高いです。
耐久性と艶をさらに上げたい方や年次メンテナンス用に非常におすすめです。

シラザン50 ダイヤモンド200
シラザン50を何層も施工したくなりそうな場合は、ダイヤモンド200がおすすめです。
公式の見解ではノーマルのシラザン50の上にダイヤモンド、ダイヤモンドプラス、ダイヤモンド200を施工しても大丈夫な設計になっています。
予算が許す限り、これが1番お勧めです。
EXキーパーを考えている方はこちらも検討ください。

キーパーと比較 どちらで施工するべきか?

雨風しのげる環境、プロが施工するというサービスをどう捉えるかがポイントです。
「実験室環境で施工できるが、撥水効果の割にはコストが高くなる」というところですね。
自分でコーティングできる方はシラザン50ダイヤモンドプラスを2層入れてやる方が撥水力、耐久性、コストすべて上でしょう。
こちらにはノーマルのシラザン50とEXキーパーの撥水性比較動画を掲載しております。
ノーマルのシラザン50でさえ、EXキーパーと比較できるほど強烈な撥水力です。
EXキーパーのコストは施工時点で14万円、年次メンテナンス(1~2年)で3万円。
この金額があればダイヤモンドプラスを2回施工できてしまうことを考えると、私はダイヤモンドプラスを取りたくなります。
加えて、EXキーパーでしっかり下地を作り、即座にダイヤモンドプラスを施工すれば正真正銘の最強コーティングが出来上がるわけですね。
予算をしっかり確保できればダイヤモンドプラスはやはりおすすめです。
コストパフォーマンスにこだわる場合は、毎年シラザン50を施工してあげましょう。
どんなコーティングでもこれが一番安いでしょう。
購入先はどこがいいのか?

https://www.zwebonlinestore.com
基本的にセールをやっている公式が一番おすすめです。
セール対象であればかなり安く購入できます。
残念ながらオートバックスやイエローハットなどの量販店では購入できません。
施工時の注意点

施工の際は水に注意しましょう。
施工中、施工後(水濡れ厳禁時間は2時間)は確実に守りましょう。
水濡れさえ対策できれば失敗はしません。
夜露や結露に注意して、晴れの日の朝から施工をしましょう。
まとめ
今回はゼウスクリアのコーティング剤 シラザン50でどれを購入すべきかをまとめました。
おすすめは下記、すべてスプレータイプです。
- シラザン50
- シラザン50重ね塗りセット
- シラザン50ダイヤモンドプラス
予算と相談してみましょう。
許す限りはダイヤモンドプラス+シラザン50(トップコートはどちらでも可)が一番おすすめです。
また、メンテナンス剤や撥水復活剤よりもおかわりの重ね塗りがおすすめ。耐久力が出ます。
施工は水濡れさえ気を付ければ失敗することはほぼありません。
夜露や結露に注意して、晴れの日の朝から施工をしましょう。




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