日本ライティングが販売するコーティング類の中でダントツの効果を誇るのがシラザン50ダイヤモンド200。
おそらく現存するコーティング(店舗施工含む)でも最強の一角を誇るレベルです。
ダイヤモンド200はダイヤモンドプラスの重ね塗りバージョンで、5層コーティング。その効果はEXキーパーよりも確実に上です。
私の車のEXキーパーを剥がしてダイヤモンド200を施工しましたが、凄まじい撥水効果です。施工には2日がかりでしたが、、
ノーマルのシラザン50やシラザン50ダイヤモンド、ダイヤモンドプラスとの違いは2点。
- 被膜数は5層
- 被膜密度が遥かに高められている(ダイヤモンドプラスとダイヤモンド200は同じ)
シラザン50ダイヤモンド200はシラザン50とも比較しても異常なほどの撥水力を発揮します。
値段(円) | 被膜数 | 被膜密度 | おすすめ度 | 参考記事 | |
シラザン50 ダイヤモンド | 44000~ | 2層 | ○ | △ | こちら |
シラザン50 ダイヤモンドプラス | 55000~ | 3層 | ◎ | ◎ | こちら |
シラザン50 ダイヤモンド200 | 77000~ | 5層 | ◎ | ◎ | こちら |
ダイヤモンドプラス2度塗りとの違いはダイヤモンド200は3層目と4層目の成分を若干変えており、より定着しやすくなっています。
私も施工しましたが、施工時からの異常な艶、撥水は全く落ちません。
ダイヤモンド200を私は冬(1月)に施工しました。冬でも綺麗に施工できます。
ダイヤモンドプラスと200は被膜密度が非常に高められていて、多層コーティングなので撥水具合や艶感は1層のシラザン50よりも明らかに上です。
ここまでやるのであればダイヤモンドプラスよりもダイヤモンド200の方がおすすめ。忖度なしでも非常におすすめです。
私はLサイズを購入しました。シビックはMサイズで十分ですが、念のためです。
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シラザン50ダイヤモンド200の特徴
シラザン50 ダイヤモンド200とは、ダイヤモンドプラスの2度塗りバージョンです。
筆者は以前よりシラザン50に最適なトップコートはシラザン50であること、撥水復活剤を使うよりシラザン50で上塗りした方が良いことを提唱してきました。
このシラザン200の登場によって、シラザン上塗り最適論が証明されました。
その最大の特徴は脅威の5層コーティング。
基本特性はシラザン50 ダイヤモンドプラスと同等ですが、被膜の厚みが2倍と考えてください。
皮膜の厚みはセラミックコーティングにも迫ります。
主成分 | 皮膜厚み(μm) | 値段(円) |
ポリシラザン(1層) | 0.3 | 8800 |
セラミック(3層) | 1.8 | 300000 |
ダイヤモンド200(5層) | 1.7 | 77000 |
脅威の5層コーティング
最大の特徴はコーティング被膜が5層になっていることです。
この様に多層化することで、ポリシラザンコーティングの特性である皮膜の薄さをカバーすることができます。
主成分 | 皮膜厚み(μm) | 値段(円) |
ポリシラザン(1層) (シラザン50) | 0.3 | 8800 |
セラミック(3層) | 1.8 | 300000 |
ダイヤモンド200(5層) | 1.5 | 77000 |
セラミックとポリシラザンの主成分は全く同じ、SiO2(ガラス)です。
違いは多層化の部分ですが、一般的には以下のように言われています。
- セラミックは多層化がしやすい
- ポリシラザンは多層化がしにくい
弱点を克服し、5層化になったダイヤモンド200ほどコスパに優れるコーティングはありません。
ダイヤモンドプラスの弱点を克服したモデル
施工時の水濡れ、、、というシラザン50全般的な弱点はありますが、、、
ダイヤモンドプラスの弱点は多層化できないという点。
- ポリシラザンはそもそも多層化がしにくい
- ダイヤモンドプラスの上にはシラザン50系統は定着しない
この2つの側面があります。1つめは先ほど説明しましたので、、
ダイヤモンドプラスの専用トップコートの上にはシラザン50などが定着できません。
トップコートをイオンデポジット剤で剥がせば上塗り可能です。
ですので、耐久性を底上げできない点が弱点です。
正直、ダイヤモンドプラスの耐久性をさらに底上げする必要はあるのかと疑問ですが、無いよりは良いですよね。
ダイヤモンド200 正直買うべきなのか?
車にコーティングは必須。それこそ本当に効果のあるコーティング剤を施工しなければ無意味です。
個人的に徹底的にやるならコレ一択ですが、、、シラザン50ダイヤモンド200は以下の方でなければ、まずはベースグレードの検討で良いでしょう。
- 相当の車好き
- 店舗施工のコーティングを検討していた
- 最強こそ至高
このどれかに当てはまった方に
おすすめのコーティング剤は?と聞かれたら、ダイヤモンド200と答えます。
やりすぎくらいがちょうどいい。
ダイヤモンド200 メンテナンスについて
メンテナンスは専用のメンテナンス剤を利用します。
専用メンテナンス剤を利用することで、トップコートの保護が可能です。
メンテナンス剤はトップコートとは別成分で、トップコートの犠牲皮膜的な扱いです。
使用方法は洗車〜拭き上げ後、クロスにスプレーしてボディに塗布します。
半年〜1年ほどのスパンで施工しましょう。容量は2回分ほどあり、冷暗所で保管しましょう。
ダイヤモンドプラス単体の2度塗りと何が違う?
単体のダイヤモンドプラスを2度塗りする。
これと何が違うのでしょうか。
- トップコートの上にダイヤモンドプラスは定着しない
- 定着しやすいように成分を若干変えている
主にこの2つです。
少々小難しい化学の話が入りますが、なるべく簡単に解説しましょう。
2度塗りの場合トップコートは剥がす必要がある
ダイヤモンドプラス単体の場合、コーティング2層+トップコートを施工します。
トップコートがあると、シラザンは定着しません。
ゼウスクリア公式に問い合わせた結果
もし単体を2度塗りする必要がある際は、イオンデポジット剤で剥がす必要があります。
このトップコート、化学的には有機性を示すため、シラザン50の定着層である無機ポリシラザンと化学的に相性が悪いそうです。
そのため、シラザン200でもトップコートは1層になっているのです。
一般的なコーティング剤をすでに施工している場合も、トップコート層は剥がす必要があるため、イオンデポジット剤の使用が推奨されています。
もちろん、ダイヤモンドプラスには同封されています。
複数層で成分を分けている
シラザン50 ダイヤモンド200はダイヤモンドプラス×2というわけではありません。
1層目+2層目、3層目+4層目、トップコート5層目という順で施工します。
ダイヤモンドプラス | ダイヤモンドプラス2度塗り | ダイヤモンド200 | |
1層目 | A+B液 | A+B液 | A+B液 |
2層目 | C+D液 | C+D液 | C+D液 |
3層目 | トップコート | A+B液(トップコート剥がす) | E+F液 |
4層目 | C+D液 | G+H液 | |
5層目 | トップコート | トップコート | |
値段(Mサイズ) | 55000円 | 110000円 | 77000円 |
2層目と3層目がダイヤモンドプラス同士の重ね合わせ層になるのですが、ここの層の成分が定着しやすいように若干変わっているとのこと。
ですので、シラザン50 ダイヤモンド200を購入し、2台の車にダイヤモンドプラスをそれぞれ施工することはできません。
この特徴はシラザン50重ね合わせキットと同様ですね。
シラザン50ダイヤモンド200のデメリット・弱点はあるのか?
いくらシラザン200といえど、根本的な弱点が1つあります。
それは施工中の水濡れで失敗する。
どのコーティング剤も同様ですが、シラザン200はバカ高いコーティング剤です。
さすがに、失敗してもいいという富豪は少ないと思います。
内容物にはタオルが12枚詰め込まれていますので、リッチに「ちょっと濡れたら変える」くらいの勢いでいきましょう。
ダイヤモンド200とダイヤモンドプラスの違いは?
違いは被膜の厚さのみです。
- ダイヤモンドプラスは3層
- ダイヤモンド200は5層
ダイヤモンドプラスと同じ被膜の質
被膜の質(密度)は変わりません。
ダイヤモンドプラスの重ね塗りがダイヤモンド200です。
被膜の質は変わらないが、重ね塗りで被膜の滑らかさには差が出ます。
ですので、撥水力や耐久性もダイヤモンド200の方が高いと言えます。
被膜密度が異常なほど高められたダイヤモンドプラスでは、水滴さえコーティングの被膜粒子の隙間に引っかかることはほぼできない。
ダイヤモンドプラスやシラザン200は洗車の拭き上げはほぼほぼ必要ないです。
ツヤと耐久性はダイヤモンド200
やはり層が分厚いため、ツヤと耐久性はダイヤモンドプラスとは違います。
ノーマルのシラザン50でさえ施工前後でツヤが違うのを視認できるくらいです。
ダイヤモンドプラスが2重のシラザン200では尚更。
高撥水、深いツヤを誇る期間が延長されるだけでも嬉しいことですね。
ダイヤモンド200はさらに被膜を厚くできるか?
ダイヤモンド200専用トップコートがありますが、
こんな高いコーティング剤なんだから、もっと上に重ねたい場合もありますよね。
トップコート施工しなければシラザン50などでさらに重ね塗りが可能。
これがこのコーティングの醍醐味でシラザン無限への第一歩となります。
もちろんシラザン50の上に、ダイヤモンド200のトップコートは施工可能です。(私はこれでいきました。)
ダイヤモンド200+ダイヤモンド200も可能です。トップコート2層を一番最後に塗ればOK。
ダイヤモンド200の施工時間は?
シラザン50の1層分で施工は30分程度です。
シラザン50ダイヤモンド200は5層あるので単純に5倍。
施工だけで2時間半程度を覚悟しましょう。
洗車込みのコミコミでは8時間半かかります。
工程 | 時間 |
洗車 | 15分 |
イオンデポジット剤 | 30分 |
洗車 | 30分 |
拭き上げ(徹底的に) | 30分 |
脱脂 | 15分 |
1層目 | 30分 |
2層目 | 30分 |
3層目 | 30分 |
4層目 | 30分 |
乾燥 | 2時間 |
5層目 | 30分 |
乾燥 | 2時間 |
トータル | 8時間 30分 |
このブログでいつも言ってるように、施工は1日晴れの日、朝からやりましょう。
私の場合はシラザン50+ダイヤモンド200のため、2日に分けて行いました。
ダイヤモンド200を少しでもお得に買うには
少しでもお得に買うためには以下の2点に注意しましょう。
- 公式でのセール時を狙う(頻度が公式が1番多い)
- 公式でアマゾンペイを使う
公式では稀にセールを開催しています。そのタイミングで購入できればベスト。
また、公式ではアマゾンポイントを支払に充てることができるため、1番お得に買うことができます。
まとめ
シラザン50ダイヤモンド200についてまとめました。
ダイヤモンド200はダイヤモンドプラスの重ね塗りバージョンで、5層コーティング。その効果はEXキーパーよりも確実に上です。非常に強力なコーティングです。
ダイヤモンドプラス自体、ほぼ地上最強と言っていいほど強力な撥水と艶を持つコーティング剤。
そのダイヤモンドプラスのトップコートとしてダイヤモンドプラスを使用してやればまさしく最強・最高。
公式がそれを推奨しているということは、シラザン50の目指す高みはシラザン無限なのです。
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