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シラザン50専用メンテナンス剤をすぐに使っては行けない理由と化学的な効果を解説

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今回はシラザン50の専用メンテナンス剤を長年化学的に考察し、本当に使うべきタイミング・使い道について解説します。

まず結論から、シラザン50のメンテナンスにはシラザン50シリーズを上塗りしましょう。専用メンテ剤をすぐに使っては勿体無いと私は考えています。

メンテナンス剤とは犠牲被膜を作るもの、つまりトップコートの類です。

筆者がおすすめする使い方とは以下の手順

  • 最初の数年はシラザン50を複数層重ねる
  • ある程度ガラス被膜重ねたらメンテナンス剤でキープ

専用メンテナンス剤は十分にガラス層を堆積させた後にキープ目的で使いましょう

このやり方はコーティングのメンテナンスで推奨されているやり方です。

シラザン50のみを施工している場合は、メンテナンス剤代わりにシラザン50をさらに施工すればガラス被膜の厚みがだんだん上昇します。

メンテナンス剤を塗布するよりも、シラザン50シリーズを上塗りする方がおすすめ。ガラス皮膜が厚くなります。私はその方式でダイヤモンド200を上塗りしました。

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シラザン50のメンテナンスにはシラザン50がおすすめ

シラザン50は高品質なガラス被膜を形成し、非常に強力な撥水を得ることができます。

しかし、シラザン50にもメンテナンスは必要で、特に最表面の撥水層がいちばん寿命が短い

メンテナンスには専用のメンテ剤や撥水復活剤がありますが、それと同じ効果を得ることができるのがシラザン50をもう1層施工することです。

そうすることでガラス層をさらに積み上げることができます。

私の場合、シラザン50+ダイヤモンド200の計6層のコーティングを行いました。

このやり方はキーパーなどの店舗でも採用している手法です。(クリスタルキーパーのメンテはこの上塗り手法)

シラザン50専用メンテナンス剤の施工タイミング

メンテナンス剤の目的は犠牲被膜を作り、シラザン50の表面層を保護することです。

ですので、シラザン50の表面層が整っていることが望ましいと言えますね。

なので、使用タイミングは以下3パターン。

  • シラザン50施工直後
  • 撥水復活剤利用直後
  • メンテナンス剤塗布から数ヶ月後

撥水復活剤の利用は半年~1年後で十分です。

しかし、シラザン50が1層の方や導入がまだの方は下記の表を見てください。

値段(円)被膜
シラザン50+撥水復活剤+メンテナンス剤194501層
シラザン50を2回購入176002層
年次メンテナンスはシラザン50で上塗りしましょう。

被膜を整える、犠牲被膜を構築する方法がもう1つあり、そちらの方がコスパが良くないですか?。

まずは年次メンテナンスや被膜修復のためにシラザン50を重ねましょう。

メンテナンス剤はこうやって使え

筆者はシラザン50のトップコートや年次メンテナンスにはシラザン50が良いと考えています。

理由は明白

  • 年次メンテナンスは被膜の修復も必要
  • 膜厚が増し、耐久性が大幅に向上

つまり、メンテナンス剤では上記の効果を得られないのです。

ではメンテナンス剤は何に使えるのか?

  • 再表面層の保護

これだけです。

メンテナンス剤の化学的な役割

メンテナンス剤は再表面層に堆積し、有機成分のためイオンデポジットをさらにはじきやすくしてくれます。(シラザン50の表面は有機ポリシラザンのため、イオンデポジットはそもそも付きにくいです)

メンテナンス剤の上にシラザン50は定着しないため、シラザン50を何層も重ねた後に使用するのであれば使用しましょう。

私もシラザン50 4層施工しましたが、ダイヤモンドグレードには敵いません。撥水効果や耐久性は上になります

メンテナンス剤の施工スパン

メンテナンス剤はシラザン50よりもはるかに弱い層です。

ですので、3~6ヶ月程度での再施工が望ましい。

車を綺麗に保つためですし、できるならやるべきでしょう。

施工は洗車込みで30分程度。施工方法は記事下部で説明しています。

メンテナンス剤の欠点・デメリットを抑える

以上よりメンテナンス剤の欠点は

  • シラザン50を修復するものではない
  • 被膜を厚くするものではない
  • メンテナンス剤の上にシラザン50は定着しない

この3つ。

ですので、被膜を厚くしたいや、シラザン50を修復したいなどの目的によっては適しません。

シラザン50を修復するものではない

まず、コイツはメンテナンス剤と名乗っていますが役割は犠牲被膜の構築です。

被膜の修復は撥水復活剤の役割です。

シラザン50の修復ならシラザン50の方がおすすめです。

被膜を厚くするものではない

メンテナンス剤による犠牲被膜は膜厚を2倍にしてくれる、、なんてものではありません。

ですので、分厚くしたい場合には向かないと言えます。

単純に虫や鳥ふんからシラザン50の層を守ってくれるものと考えましょう。

さらに、数か月に一度メンテナンス剤をかけなおす必要があります。

メンテナンス剤の上にシラザン50は定着しない

これが一番大きなデメリットです。

シラザン50+メンテナンス剤で過ごしていたが、もうちょっと撥水や被膜厚みが欲しくてシラザン50を上塗りしたい、そんな場合にはメンテナンス剤ははがす必要があります。

シラザン50はトップコートの類の上からは定着しません。

化学的に、メンテナンス剤の上にシラザン50は定着しにくいのです。

  • シラザン50+メンテナンス剤+シラザン50→×
  • EXキーパー+シラザン50→×
  • EXキーパーの有機層を剥がす+シラザン50→○
  • シラザン50+シラザン50ダイヤモンドプラス→○
  • ダイヤモンドプラス(トップコート)+シラザン50→×
  • ダイヤモンドプラス(トップコート無し)+シラザン50→○

メンテナンス剤を塗布するメリット

メンテナンス剤にメリットなんてねーよと言っているように感じますが、そうではありません。

しっかりと使い道はありましたね。

  • 犠牲皮膜として活躍できる
  • 撥水効果は下がるが、イオンデポジットに強くなる

本質的なメリットはこの2つです。

犠牲皮膜として活躍

シラザン50を複数層塗り、シラザン無限に近づけたあとはメンテナンス剤の出番。

これ以上シラザンを積み上げる必要が無いわ、、、と感じたらメンテナンス剤です。

イオンデポジットに強くなる

残念ながら撥水効果は下がります。メンテナンス剤はポリシラザン50ではありません。

しかし、イオンデポジットには強くなります

科学的な考察ですが、最表面の有機終端を多めにしているのでしょう。

イオンデポジットは無機質な汚れの堆積です。

有機と無機はお互いに結合しにくい性質のため、イオンデポジットが付きにくくなるような設計になっていると考えています。

メンテナンスの重要性

そもそもメンテナンスってなんや?と言う方向けの説明です。

どんなに高いコーティングでも表面は汚れでボロボロになっていき、いずれ剥がれてしまう。

定期的に以下のことを行いましょう。

  • 洗車(最低月1)
  • コーティング剤のメンテナンス

まずは洗車は最低でも月1で行いましょう。

ここはほぼ言わずもがなかと思います。

一般的なコーティングの弱点を化学的に考察

コーティングは普段使いでボロボロになっていきますが、その要素はなんでしょう。

基本的に以下のものが弱点と言われています。

  • 紫外線
  • 雨粒が乾いて干上がる
  • 砂、泥、虫、鳥ふんなどの汚れ

ご覧の通り防ぐのは無理ですので、定期的な洗車とメンテナンスが重要になってくるわけです。

紫外線は化学結合を破壊する

青空駐車では撥水の持ちが悪いと感じることはありませんか?

紫外線というか太陽から発せられる電磁波全般(太陽光はすべて電磁波)ですが、長年晒されていると化学結合を破壊していきます。

ガラスのSiO2結合よりも、最表面の撥水皮膜(有機性表面終端)が破壊されていきます。

そのため、青空駐車と屋根付き駐車場とではコーティングの持ちが違うのです。

で、なんで破壊されるのかと言いますと、原理は電子レンジと同じです。

太陽光の電磁波と、コーティング成分を構築する電子が共鳴する(電子が震える)ことによって、構造が歪んだり、結合が切れたりします。

↑この辺は大学院での専攻です。

車の色褪せも同じ原理です。紫外線の吸収=構造が破壊されると覚えましょう。

雨粒が乾いて干上がる

雨粒の乾きもコーティングにとっては重大なダメージです。

雨粒には水以外にも空気中のチリだとかミネラルだとかが含まれますね。

先ほどの電磁波によって水滴は干上がりますが、その際に歪に変形した表面層にゴミが入り込んでしまう

それを繰り返すことで撥水が無くなったように感じるのです。

砂、泥、虫、鳥ふんなどの汚れ全般

ここまで来れば、汚れ全般放置はアウトなんだということが化学的にお分かりいただけると思います。

撥水の皮膜の成分を変化させてぶっ壊してしまうと覚えましょう。

ですので、洗車と定期的なメンテナンスが必要なのです。

特に、洗車後の拭き上げはしっかり行いましょう。

シラザン50専用メンテナンス剤の施工手順を紹介

施工は至って簡単

  • 洗車
  • 拭き上げ
  • 撥水復活剤をスプレーに移す
  • 撥水復活剤をクロスに吹き付け施工
  • メンテナンス剤をクロスで塗布

この5ステップです。

注意点としては、シラザン50を施工して月日が経っている場合はまず撥水復活剤で表面層を均一に整えましょう

シラザン50の施工直後(硬化で2時間は開ける)であれば撥水復活剤は必要ありません。

撥水復活剤とメンテナンス剤はシラザン50のように水に濡れたら硬化が始まり、ミスるとザラザラになってしまうなどのことはありません。

施工手順を理解した後は、メンテナンス剤を導入する本当におすすめのタイミングについて考察していきます。

シラザン50の施工手順やそもそもの効果はこちらで徹底的にレビューしています。

洗車〜撥水復活剤まで

ここは特にいうことはありません。

普通に洗車→拭き上げ→撥水復活剤をスプレーに移す→クロスで塗布

撥水復活剤は必要分取り、あとは保管可能です。

メンテナンス剤を塗布

洗車し、撥水復活剤を塗布した後に施工します。

クロスに数プッシュし、表面に塗布。一般的なコーティングの塗布と変わりませんね。

使用後は3/4ほど余っています。

公式によると、ミドルクラスの車両で5回程度施工可能です。

シラザン50 多層のためのおすすめセット

シラザン50は多層化できるコーティング剤です。

層にするために、購入におすすめなセットはコチラ。

エントリーか最上位の重ね塗りタイプが特におすすめです。

この記事を読んでいる方はすでにシラザン50を施工されていると思いますので、コレらの中から次の層を選びましょう。

重ね塗りする前提でしたらおすすめはダイヤモンド200などの高級グレード。

まとめ

今回はメンテナンス剤の利用にベストな使い方とタイミングについて迫りました。

  • 最初の数年はシラザン50を複数層重ねる
  • ある程度重ねたらメンテナンス剤でキープ

メンテナンス剤は現在の皮膜のキープに利用します。

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