今回はカメラ購入と同時に買った単焦点レンズのレビューです。
50mm単焦点は人が注視した時の視野とカメラプロの友人から勧められたことがきっかけ。
すっかりカメラの楽しさにハマった私は、カメラ初心者に最良のレンズは何か?と聞かれたら、50mmf1.8は選択肢の1つに入れます。
このレンズをレビューするなら、以下の4つを大きなメリットとして上がると感じてます。
- ボケの美しさ
- 気取らない色味
- コンパクトな筐体
- 3万円を切るコスト
実は私、この3万円のレンズを売り、18万円のカールツァイスを買いましたが、3万円のレンズの描写の方が好みだったと気づきました。レンズは味です。高けりゃいいってもんじゃない。
一方でデメリットを強いているなら、解像が甘いこと。
カメラの購入を考えている方ならぜひ選択肢に入れてください。
私の作例も同時に紹介します。
ソニー純正レンズはソニーストアで購入すると19.5%オフで最安になります。詳しくは記事最後で紹介。
50mmf1.8は最初に購入し、長く楽しめるレンズ
このレンズは描写よしコストよし取り回しよしの3拍子揃ったレンズです。
間違いなくカメラスタートと同時に購入すべき神レンズ。
ボケの美しさは値段以上
たった3万円のレンズですが、ボケの美しさは18万円のサードパーテー以上に美しいです。
私は解像感と色味を求めてカールツァイスBatis40mmを購入しましたが、ボケの美しさは純正の50mmf1.8の方が綺麗だと感じました。
色味はフラットで穏やか
レンズはメーカーごとに特色がでます。
ソニーのレンズの色味は比較的フラットで、インパクトは薄め。
ですが、ツァイスのようにギラついているレンズでは撮れない表現が可能です。
どちらも使ってみて気づいたのですが、フラットなレンズはギラつきを表現できますが、逆は難しい。
そこは大きなメリットと感じています。
50mmF1.8のレンズの評判はかなり高い
このレンズは多く方の支持を集めています。
価格は純正最安、なおかつ柔らかい表現が得意で標準レンズの代表50mm。
この商品を使う前は、Gマスターの50ミリを使っていましたが、とても重く、 使い勝手が良くないものでした。そこで思い切ってこの無印レンズを買ってみたところ、とても軽く、持っているのが気になりません。
欠点を強いて言えば、オートフォーカスのモーター音が少し気になる程度ですが、充分実用可能です。
肝心の画質もGマスターと取り比べてみても、素人目にはその差はよくわかりません 。これだけ高性能のレンズが実売価格で3万円を切っているのは驚きです。
AFが少し遅い、迷う、うるさいはありますが、普通にスナップやポートレートで使うなら全く問題なく使えます。カリッカリッに薄いピント面が必要ないなら、F1.8ぐらいがとても使いやすいですね。
よく解像するし、ボケも素直。とても軽いので、散歩などでも気軽に持っていけます(^ ^)
アマゾンより
私もこのレンズ使ってました。
描写よし軽さよしで大変満足でした。
ただ、フラッグシップと比較してしまうと、見劣りする部分はあります。(値段10倍ですから無きゃ訴訟もんです)
50mmf1.8の弱点は解像の甘さとAF性能、近接が苦手
ここは仕方なしです。
この安さでこのデメリットの少なさを称えるべきでしょう。
解像はどうしても高級単焦点に劣る
スマホカメラから、初めてカメラを買った場合には全く気にならないでしょう。
その差がデカすぎます。
ただ、高い単焦点と比べると、拡大した時にクッキリしません。
AFが遅い
フォーカスはややゆっくりで精度はまずまず。
一瞬を逃したくないスポーツや鳥撮影は苦手です。(そもそも50mmで撮るべき対象ではありません)
よってカメラ初心者には気にならない部分です。
ソニー純正レンズはソニーストアで購入すると19.5%オフで最安になります。詳しくは記事最後で紹介。
近接が苦手
最短撮影距離は45cm。
50mmでこの数字は長すぎます。
小物撮影にはやや不利。
ここは初心者でも少々気になる部分かと。
50mmf1.8の作例を紹介
30000円のレンズで撮影した作例を紹介します。
たまーに前撮った写真を振り返るのですが、このレンズよかったな〜といまだに思います。
日光中禅寺湖での1枚。
やや色味がフラットかな?という感じですが、コレがなかなかいい味に感じます。
湖畔での一枚。波打ちに反射する太陽光がとても綺麗です。
この写真はいつ見ても好きです。夏の終わりのような1枚ですね。
軽井沢高原協会のキャンドルナイト。
この安さでこの写りなら本当に十分でしょう。
こちらもキャンドルナイトです。
f1.8で撮影し、ピント面はかなりの解像。スマホに比べたら雲泥の差で綺麗に撮れます。
カメラにどハマりしたきっかけの1枚です。
最後に愛車。こちらはホワイトミストフィルターを装着して撮影しました。
解像力がやや甘めのこのレンズにホワイトミストを装着し、オールド感を出すことが可能。
↑かなり高相性です。
被写体が新しめの車なのはご愛嬌。
次ステップにおすすめ Eマウント50mm単焦点
50mmf1.8は入門レンズ。では次のステップにはどのようなレンズがあるのでしょう。
やはり50mmは多くのメーカーがしのぎを削り合う画角。その中でも私が気になるorおすすめするレンズを紹介します。
ただ、やはり高いんですよね、、レンズは10万円で安い方です。
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2
コシナのフォクトレンダー。
性能が極端に良いレンズというよりは味のあるレンズです。
ただ、解像力は相当高いと言われています。
フォクトレンダーにはf2以外にも、f1までラインナップされています。
シグマ 50mm f1.2 Art
シグマのアートラインのフラッグシップレンズ。
シグマはソニー純正と比較するとボケの美しさがやや苦手で、ギラギラする描写が得意です。
50mm f1.2 GM
GMの中でも最高の描写力を備えたフラッグシップ中のフラッグシップと呼ばれています。
つまりEマウントレンズの頂点に君臨するレンズ。
3万円で手に入るレンズとの値段差は10倍。
いくら600mm単焦点(200万)と比べてもここまでの価格倍率はありません。
ソニーストアで19.5%の割引を受ける方法
実はソニーストアでは大きく割引を得ることが可能です。
- 株主優待(15%)(ヤフオクで入手可能)
- SONYデビットカード(3.5%)
- 楽天リーベイツ(1%)
これらを組み合わせると19.5%の割引を受けることができます。
この割引をフルに利用すれば価格コムの最低価格よりもさらに下。なおかつ3年の保証を受けることができます。
楽天リーベイツは楽天ユーザーであれば誰でも利用可能です。
まとめ
今回はソニーの純正撒き餌レンズ50mmf1.8をレビューしました。
大きなメリットに対し、
- ボケの美しさ
- 気取らない色味
- コンパクトな筐体
- 3万円を切るコスト
デメリットはたった2つ。
- 解像力
- AFの遅さ
スマホカメラ→一眼の変化幅に比べたら誤差です。
カメラ初心者には最適で最高の選択肢になってくれます。
このレンズから、自分の撮りたいものの幅を考えてレンズを増やしていきましょう。
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