多くのサードパーテーレンズが多くある中、わざわざ高い純正レンズを買う理由はなんだ?
この疑問はほぼ全ての初心者カメラユーザーが直面します。
私もそうでした。
純正レンズ(50mmf1.8、キットレンズ)を売り、サードパーテー(カールツァイスbatis40mm)を買い、また再びソニー純正レンズに戻りました。
結局私は、現在持つサードパーテーレンズもいずれ純正にする予定です。
果たして何が違ったのでしょうか。
それほどまでの純正レンズの魅力はなんなのでしょうか。
私が純正レンズに出戻った最大の理由はボケの美しさ
ボケが美しい、それは表現力を非常に豊かにしてくれる要因です。
私はモノを撮るうちに素直で美しいボケの表現に惹かれていきました。
初めはコントラストや解像感が好きだった
私は初め、コントラストや解像感に比重を置いていました。
特にカールツァイスは鮮やかかつコントラストが非常に高く、バリッと仕上がる写真が得意でした。
コントラスト高いと優しい表現が苦手
バリバリしたどぎつい表現は得意ですが、逆に優しい表現は苦手ということが写真を撮ってて感じました。
コントラストは輪郭含め、黒を際立たせると私は感じていました。。
ボケの綺麗さはレタッチできない
優しい表現=ボケはレタッチで再現できません。
現在LightroomではAIボケ量調整が可能ですが、撮って出しで出したいですよね。
以上より、やはり純正レンズには高いだけではない魅力があるのです。
純正レンズの魅力
純正レンズの魅力はボケの綺麗さだと私は思っています。
ソニーの撒き餌レンズとして有名なSEL50F18F(カメラデビュー時に一緒に購入)もボケはすごく綺麗でナチュラルでした。
ボケの柔らかさ、綺麗さはやはり良い
ボケを綺麗に、ナチュラルに表現できるレンズは本当に良い。
柔らかく見せたい時に柔らかく、バリッと解像させたい時にはバリバリに、この両立ができるのはボケが柔らかく綺麗に出せるレンズの方なのです。
純正の色は落ち着き気味
これはメリットでもありデメリットでもあります。
カールツァイスBatisと純正レンズ(撒き餌もGMも)ではツァイスの方が色が鮮やかです。
彩度をより強めているツァイスに対し、ナチュラルで落ち着いた色表現が純正と言えますね。
純正レンズの操作性の良さはミスショットを防ぐ
AFの正確性、追従性は純正レンズが1番良い。
初めはコレそこまで重要な項目ではないと思っていたのですが、、、
写真はピンボケしてれば0点になってしまうシチュエーションもあるのです。
ちょっと拡大してみたらピントが甘い、、、私は多々ありました。
その一瞬を確実に逃さない
これのためにわざわざ高いお金を出して純正を買う価値はあります。
筐体の軽さ
レンズの軽さは正義です。
1kg(ボディ+レンズ)とはいえ、一日中振り回していたら流石に疲れる。
それが1.5倍にもなってみれば鉄アレイを一日中振り回しながら歩き回っているもんです。
サードパーテーではシグマレンズが特に重いと言われていますね。
純正レンズのデメリット
デメリットはやはりコストが目立ちます。が、私が感じたのは色合いのインパクトの薄さでした。
特にコストは目が行きがちですが、色合いやボケ具合、操作性など、慣れてきたらトータルで見てみましょう。
色合いはインパクトが薄い
ソニー純正レンズで1番感じたデメリットがこちら。
色合いはフラットに近いため、インパクトは薄いです。
特にツァイスと比較すると尚更。
サードパーテーよりやや割高
コスト比較すると純正というのは部が悪い。
Gレンズや無印レンズなどとシグマを比較すれば、シグマの方がコスパが優れると考える方が多いでしょう。
GMクラスは高すぎるが、、
コストでGMを列挙しなかった理由はボケの美しさです。
メリットの章にも書きましたが、ボケはどう足掻いても純正に敵いません。
解像力や収差などの性能がGM以上と言われるサムヤン135mm f1.8レンズの弱点がボケの美しさですから。
逆に純正レンズの色合いとボケが好きでなければサードパーテーの方が良い選択になります。
ただ、ボケの美しさは正義です、、
ソニー純正レンズを安く買う方法
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まとめ
今回は私が感じた純正レンズの魅力をお伝えしました。
- ボケの美しさ・素直さは純正にしか出せない
- 優しい表現にはボケの柔らかさが必要と感じた
この2点が、私が回り回ってソニーの純正レンズを買い直した理由です。
レンズには得意な表現があるため、自分好みの表現ができるレンズを手にしましょう。
初めはわからないものですので、いろいろ手に取ってみて写真を撮りに出かけましょう。
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