今回は中古車フリマサービスのカババで車を買うことに焦点を当てます。
結論、掘り出し物がびっくりプライスで売られている可能性があります。
狙っている車がある場合は定期的にチェックするべきでしょう。
カババで車を買う大きなメリットは1番安く買えること。
一方でカババで車を買う際には以下の注意点を押さえる必要があります。
- 納車後の不具合は3日以内に報告する必要
- 写真に映らないような小傷は保証してもらえない可能性
この記事を購入前にしっかり読み、カババで購入する際の注意点を押さえましょう。
現在乗っている車を最高額で売りたい場合は以下の2つを利用しましょう。
- カババで売る
- 一括査定を利用
どちらも最高値を叩き出せる可能性のある売却方法です。
売却まで時間がかかるが高く売れる可能性が高いのはカババで、早めの売却を希望する場合は一括査定を利用しましょう。
カババの売却側の手数料は無料でしたが、24年10月から手数料がかかります。
- 売却が200万円以下の場合55000円
- 売却が200万円以上の場合110000円
とはいえ、5%以下と考えるとまだまだお得です。
カババで車を買った人の口コミを紹介
まずはカババで買った人の口コミをまとめます。
いい点:一般的な相場より20万円程度安い
悪い点:(特に見つからず)
買った側の口コミはやはり車が安いというコメントが多かったです。
状態が良さそうであれば狙ってみるのも良いでしょう。
これは安い、買うべきという口コミ
先ほども紹介しましたが、掘り出し物が見つかる可能性もあります。
例えばこちら↓のハリアー。なんと2000キロのほぼ新車です。
さらには市場よりも100万円安いというびっくりプライス。
メンテ記録ありのRX-8。スポーツカー入門の学生さんにおすすめ。
ディーラーのマージン分が無いので、買う方は最安で買える可能性があります。
やはりWIN-WINなサービスです。
買わなければ良かったという口コミ
このような致命的な口コミは見つかりませんでした。
フリマですので、状態が悪そうな場合は手を引く方が吉でしょう。
状態が提示されていたものと違い、不具合があった場合には、車を引き取って3日以内にカババに連絡すればカババが仲裁してくれます。
以上より、掘り出し物が見つかる可能性が高いことがわかりました。
狙っている車がある場合は定期的にチェックしましょう。
カババで車を買う場合にかかる費用は?
カババは基本的に購入者側から手数料などを取るサービスになります。
ですが、どの中古車ディーラーでも同様の費用はかかります。
しかしトータルで1番安く買えるのであれば非常に利用価値は高いでしょう。
結局どれくらい安く買えるのか?
こちらは出品者の意向しだいです。
しかし、どんなに売り手の儲けを意識しても下記のようなレベルになるでしょう。
基本的にカババは市場のちょっとした(10~20%程度)を狙って値段をつけます。
安く買えることには間違いありません。
中古ディーラー | カババ | 差額 | |
売り手側儲け | 500万 | 580万 | +80万 |
中間マージンなど上乗せ分 | 100万 | 15万 | -75万 |
買い手側の代金 | 600万 | 595万 | -5万 |
カババで車を買う注意点
絶対に意識しなければならない注意点は下記2つです。
- 納車後の不具合は3日以内に報告する必要
- 写真に映らないような小傷は保証してもらえない可能性
納車後の不具合は3日以内に報告
カババでは納車後に車両の不具合が判明した場合は3日以内にカババに連絡しなければなりません。
この3日が過ぎてしまえば異議申し立てができないので、必ず乗って確認しましょう。
個人的におすすめは100km以上乗ることですが、、、なかなか厳しい場合もありますね。
小さな傷は保証されない可能性
カババでは状態に差異があった場合は異議申し立てをすることができます。
しかし、飛び石傷や洗車傷のような微細なものはご愛嬌になっています。
そこは中古車なので、購入者が理解する必要がある箇所ですね。
ただし商品説明にも記載がなく、あまりにも、、、な場合は購入金額から減額の可能性があるため、違和感を感じたらしっかりとお問い合わせした方が良いでしょう。
カババで車を買うデメリット
次にデメリットの紹介です。
購入者は以下のデメリットは確実に頭に入れましょう。
- 現物の確認ができない
- 諸経費が諸々かかる(中古車ディーラーでも同様)
- 保証付整備オプションに加入できない場合がある(ECU書き換えなど)
- 動作確認期間(異議申し立て期間)は3日しかない
購入側のデメリットはちょっと怖いものもありますね。
車が動かないなどの致命的な欠陥がある場合の異議申し立て期間は3日しかありません。
動作確認期間というカババが仲裁に入ってくれる制度ですね。
この保証の効かなさがフリマサービスならではの一番大きなデメリットでしょう。
ですので、車を定期的にしっかりメンテナンスしていたかが重要になり、セールスポイントになるわけですね。
デメリット対策 カババベーシック保証の登場
カババで車を購入する場合、安く買えるが保証の効かなさがネックでした。
それに対して、2023年12月時点でベーシック保証なるものが登場。
納車後30日以内なら修理費用を30万円まで保証することができます。
しかし、保証対象外の車に軒並みスポーツカーがいるのはこの保険の大きなデメリットでしょう。
一方で、SUVは保証対象ですので、購入には非常に適するサービスの1つになりました。
SUVを売るにはカババがおすすめと言い換えられますね。
購入側のメリットは6つ
購入者側のメリットも洗い出してみましょう。
こちらも同様に、状態の良い車を安く買えることが一番大きいでしょう。
- 消費税がかからず、手数料も安い
- ディーラーで買うより圧倒的に安い可能性がある
- プロ査定なのである程度の品質は保証される
- 1ヶ月のカババベーシック保証がある
- ローン可能
- 必要なら整備プランにも入れる(購入時のオプション)
最大のメリットは安く買える。これに尽きるでしょう。
不具合があった際はカババが仲裁に入ってくれます。それも大きいですね。
カババ Q&A 購入時の超重要事項を確認しよう
以下は、カババに関する重要な質問と回答をまとめたものです。
利用前に利用者が確認したいところを抜粋しました。
Q: ローンが残っている場合は出品できるのですか?
A: はい、出品は可能です。ただし、売買が成立した場合には全額支払いが必要です。もし残債額を支払うことができない場合でも、16,500円の手数料を支払うことでカババが立て替えて精算することもできます。ただし、ローン完済ができない場合は取引自体がキャンセルされます。
ですので、ローン車を買わされることはありません。
Q: 遠い地域の出品者から車を購入した場合、納車までの費用は誰が負担しますか?
A: 購入者の納車先の地域までの費用は購入者が負担します。
Q:新車保証は継承されますか?
A: 新車保証は正規ディーラーに持ち込んで継承する必要があります。カババの動作確認期間は納車日を含めて3日間となっており、その期間内にディーラーに持ち込むことを推奨しています。カババでは納車後の問題には対応していません。
Q: カババの保証付き整備オプションでは社外品パーツの保証はありますか?
A: カババの保証付き整備オプションでは、社外のコンピュータなどが装着されている車両に対しては保証が適用されません。
Q: 購入後にキャンセルは可能ですか?
A: 「差異承認」後はキャンセルができませんが、それまではキャンセルが可能です。
Q: 名義変更や車庫証明取得を自分で行いたい場合はどうすればいいですか?
A: 一般的にはカババの代行を推奨しています。ただし、出品者の希望によっては「らくらく納車パック」が必須となる車両については、カババの代行手続きが必要です。名義変更を自分で行いたい場合は、カババから出品者に連絡して出品者情報の公開を承認してもらい、手続きを行う必要があります。
Q: ETCセットアップは可能ですか?
A: カババではETCセットアップは行っていません。カー用品店などへ持ち込む必要があります。
Q: 納車後に不具合があった場合はどうなりますか?
A: 納車日を含めて3日以内はカババの動作確認期間となっており、その間に不具合があれば必ず連絡する必要があります。車が動かないなどの重大な不具合の場合は返品が可能ですが、細かい傷などは免責事項とされています。
以上がカババに関する重要な質問と回答です。
動作確認期間が短いため状態の悪い車の購入には注意と割り切りが必要です。
細かい傷は免責事項とされているため、あくまでも中古車と考えなくてはなりませんね。
カババは不具合に対応するために安心感を提供していますが、社外品パーツには保証が適用されない点に留意してください。
まとめ
カババで車を買う際は以下の点は確実に注意しましょう。
- 納車後の不具合は3日以内に報告する必要
- 写真に映らないような小傷は保証してもらえない可能性
上記の注意点+中古車という事実を許容できれば、ほぼ最安で車を購入することができます。
掘り出し物があるかもしれないため、狙っている車がある場合には定期的に確認してみましょう。
車を高く売りたい場合は以下の2つのサービスを検討しましょう。
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