カババは愛車の売却を1番高額で実現できるサービスです。
しかし、フリマサービスならではの注意点があります。
- 書類の返送期間を大きく過ぎてしまう
- 車両状態の正確な入力をしない
- 出品できない車両を出品してしまう
- カババ以外で取引を行おうとする行為
これら4つには非常に注意する必要があります。
これらは利用規約にも明記されていますが、もし違反してしまった場合には5万〜30万円+手数料、再撮影料などの大きな違約金が発生する場合があります。
これらは売却側、購入側どちらも安全にカババを利用するための事項で、トラブルを避けるため。
基本的には違反することはありませんが、本記事を読み、どのような場合に注意しなければならないかを確認しましょう。
カババの売却側の手数料は無料でしたが、24年10月から手数料がかかります。
- 売却が200万円以下の場合55000円
- 売却が200万円以上の場合110000円
とはいえ、5%以下と考えるとまだまだお得です。
カババで安心して取引するために
カババで安心して取引するためには以下の3点を特に注意しましょう。
- 書類の返送期間を大きく過ぎてしまう
- 車両状態の正確な入力をしない
- 出品できない車両を出品する
- カババ以外で取引を行おうとする行為
これら4点は取引成立後に価格を大幅に下げてしまったり、規約違反による違約金が発生してしまう原因にもなります。
違約金は最大30万円+手数料のパターンもあるため、これらの事項には特に気をつけましょう。
書類の返送期間に注意
書類等の返送が遅くなりすぎた場合、ペナルティが発生してしまうことがあります。(利用規約14条)
カババでは取引が成立した場合、名義変更などの必要書類をカババへと送付します。
その期間はカババから書類が届いてから、10日以内に返送する必要があります。
売却に必要な書類は基本的に以下になります。
- 車検証
- 自賠責保険証
- 自動車税納税証明書
- リサイクル券
- 身分証明証
これらが紛失などで手元にない場合は関係各所で再発行してもらえます。
カババでは5日以内を推奨しているため、基本届いたらさっさと返送しましょう。
ここの期間を大きく過ぎてしまうと、5万円の違約金が発生してしまいます。
購入者の納車時期も左右されてしまうため、注意しましょう。
車両状態はの大きな変化は再撮影が必要に
以下のように、初めの出品時から大きく状態が異なることが発覚した場合は再撮影料+10万円の違約金が発生してしまう可能性があります。(利用規約8、9条)
- 大きな傷や凹み、色ハゲができてしまった場合
- 重大な車両不具合が見つかった場合
- 走行距離が大きく変わってしまった場合
修復歴はもちろん、傷凹みの状態の正確な入力はユーザー同士の安心した取引を行うために必要不可欠です。
しかし、小傷(飛び石など)に至っては通常使用でどうしても付いてしまうため、免責となる可能性もあることは頭に入れておきましょう。
重大な不具合が見つかった場合
この場合は再撮影費用や修復費用が請求される可能性が出てきてしまいます。
納車後(申し立て期間は納車後3日)に不具合が発覚した場合は、修復費用などが発生する場合もあります。
カババでは出品時の責任は出品者が保証するものとしています。
まあこれは当たり前ですね。
走行距離の伸びすぎ
走行距離は出品時から月1000km以内と定められています。
これを大きく超えてしまった場合は再撮影となり、その費用が請求されてしまいます。
1ヶ月1000kmと言いますと、
- 土日で走り回る
- 通勤で往復50kmを週5
上記のようなハイペースで使わない限り大丈夫。
良識で考えれば十分すぎるマージンですので、安心してください。
出品できない車を出品する
カババでも出品できない車はあります。(利用規約8条)
基本は車検を満たすかどうかが分かれ目です。
- 販売する気がない車両
- 出品者が所有権を持ってない自動車。委任を受けたことが明らかになっていればOK
- 修復歴を偽った車
- 自動車税納税書、軽自動車税納税書が完備していない、納税をしていない車
- 走行に必要な安全性を欠く、重大な不具合がある車(整備店で整備予定であればOK)
- 質権など、約定担保権が設定されている車
- 差押などになっている車
- 未納の反則金などがある車
- 改造の程度が著しい車(ニコイチなど)
- その他、カババが出品することが不適当と判断した車
これらを偽り出品した場合には10万円の違約金が発生する可能性があります。
車両安全については出品者の責任となります。
カババ以外で取引を行おうとする行為
カババで知り合ったユーザー同士が、カババを介さずに取引をしようとする行為は禁止されています。(利用規約10条)
これに違反した場合は手数料+30万円の違約金が発生する場合があります。
ここはメルカリなどと同様ですが、カババは車が対象なので万が一があると命に関わってきます。
手数料 | 売却側 | 購入側 |
カババ | 0 | 38500 |
メルカリ | 10% | 0 |
自動車という高額のものを取引する手数料はカババはほぼかかりません。
この額で万が一のトラブル対応をしてもらえると考えると、非常に安いでしょう。
むしろ外部で取引するメリットはほぼ0です。
カババで出品するタイミングと落とし穴
実は自動車フリマサービスならではの落とし穴が1つあります。
それは自動車税のタイミング。
自動車税は4/1時点での車両の所有者に対して発生します。
ですので、ギリギリ売れなかった場合は出品者が税を負担する可能性があります。
しかし、ここはタイミングの問題なので仕方がない部分でもあります。
できれば3/31までに売却を完了できるように手続きを進めましょう。
カババのトラブル事例
トラブル事例について調査しましたが、以下のような致命的なトラブルはありません。
- お金が振り込まれない
- 車(代金)を持ち逃げされた
ですので安心して取引できるサービスということが伺えます。
しかし、以下のようなトラブル事例がありました
一方的なキャンセル
ある程度話が進んでいた最中でのキャンセル事例。
良い車があったのに!!などという場合はちょっと残念ですね。
取引が成立する前であればどうしようもないですが、出品する場合は売却意思が無いと規約違反になってしまいます。
その他トラブルになる事例
ここはフリマの弱点ですが、車両状態の解釈違いやどちらかがクレーマー気質な場合はトラブルに発展してしまう可能性があります。
トラブル時はカババが対応
トラブル時はカババを介してやりとりするため、当事者同士で直接やり合うことはありません。
とくに重大なトラブル時はカババがしっかり調査してくれます。
そこは非常に安心できますね。
カババはなぜ高く売れる?
カババは仕組みを考えれば1番高額で売却できる可能性のあるサービスです。
圧倒的に低い手数料ですので、中間マージンがほぼほぼかかりません。
その分、1番手元に入る利益が大きい売却方法です。
中古ディーラー | カババ | 差額 | |
売り手側儲け | 500万 | 580万 | +80万 |
中間マージンなど上乗せ分 | 100万 | 15万 | -75万 |
買い手側の代金 | 600万 | 595万 | -5万 |
カババの手数料の低さは業界ダントツ
なんと、出品者側は手数料0です。
手続き代行の料金が多少かかりますが、メルカリなどの手数料と比べたらどうでもよくなる額ですね。
一方、購入者側は成約手数料がかかってしまいますが、それを含めた購入額は市場価格よりも大幅に下です。
カババは”固定”を持たない
実はカババはお金がかかる「固定」をほぼ持ちません。
- 店舗を持たない
- 在庫を持たない
- 宣伝にユーチューブを利用
これらの費用を削減することで、ユーザーへと利益還元をしています。
カババでの高額売却事例
カババでは平均55万円も高く車の売却に成功しています。
ですので、上記は割と安い額で売却した事例ですね。
人気車両ともなると、+100や+150くらいは行ってしまうのではないでしょうか。
カババの運営会社について
カババは株式会社アラカンという会社が運営しています。
アラカンはネクステージから独立した社員が作った会社で、自動車の流通をもっと手軽なものにしたいという理念で運営をしています。
カババ(アラカン)は以下の方法でユーザーの利益を追求しております。
- 店舗を持たない
- 在庫を持たない
- 宣伝にユーチューブを利用
そのため、圧倒的な手数料の低さと、平均55万円高く売れた実績を作ってきたのですね。
カババ利用時のQ&A
以下ではカババの品質に関するQ&Aをまとめます。(カババQ&Aより抜粋)
鑑定はどのように行いますか?
カババでは、鑑定の資格を所持した鑑定士が出品車両の状態をチェックし、鑑定をおこなっています。
購入者からクレームがあった場合は?
まずは、カババが事実確認をおこないます。
事実を確認後、出品者と購入者の双方に確認できた内容をお伝えします。
事実確認の結果、出品者に非がない場合は、そのまま取引完了となります。
出品者に非がある場合は、内容に応じた損失相当額を購入者へ返金することとなります。
クレームがあった場合でも原則、出品者と購入者が直接やりとりすることはありません。
但し、一定期間内にクレーム内容に対しての合意ができない場合は、双方の個人情報を開示して直接のやりとりで協議していただくこととなります。
禁止行為、マナー違反を見つけた場合は?
禁止行為・マナー違反を見つけた場合は、 info@aracan.co.jp までご連絡ください。
ご連絡の際には以下の情報も提出しましょう。
- 該当のページURL
- スクリーンショット(画像)
- 違反内容について(該当する画像・文章など)
カババにて内容を確認し、適宜対応を検討します。
まとめ
カババ利用時、特に注意すべき点についてまとめました。
- 書類の返送期間を大きく過ぎてしまう
- 車両状態の正確な入力をしない
- 出品できない車両を出品してしまう
- カババ以外で取引を行おうとする行為
これら4つには非常に注意する必要があります。
これらは利用規約にも明記されていますが、もし違反してしまった場合には5万〜30万円+手数料、再撮影料などの大きな違約金が発生する場合があります。
これらは売却側、購入側どちらも安全にカババを利用するための事項で、トラブルを避けるための取り組みになります。
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