今回はVantrueが出した最新のドライブレコーダーN5について徹底的にレビューします。
私は個人でコムテックの360°タイプのドラレコを使用していますので、比較しながら使用レビューを書いていきます。
さて、360°タイプを買おうとしているのであれば、360°ドラレコの弱点を知らなければなりません。
Vantrue N5は360度カメラ弱点を徹底的に潰し込んでいます。
ですので、ドアパンチやら横からミサイルへの策としては最強クラス。
いいえ、最強です。最強と名高い五条さんもびっくりの視野を誇ります。
さらにイメージセンサSTARVIS2搭載のため、白飛び対策と暗視性能が抜群に良いです。
STARVIS2の視認性の高さはとくに夜間事故が起きてしまった場合に非常にありがたいです。


このドラレコを360°カメラと比較したときのメリットは以下3点
- カメラ4つからなる死角カバー
- 360°弱点である魚眼にならない
- 画面端での歪みまくって見えない!が無い
正直言って360°ドラレコよりも優秀です。
視覚が歪まない、ちゃんと撮れる。ドラレコでここ以上に必要なものはありません。
前方のみ180°のドラレコよりも360°ドラレコは視野面で優秀です。
その360°ドラレコと比較したメリットを踏まえると、 N5はさらに優秀といえます。
正直360°ドラレコは魚眼の歪みがあるため、180°ドラレコと併用して使った方が安心というのが個人的な意見。
ですので、カメラ4つで無理やり全方位カバーした N5はもはや最強。
ドラレコ4つ分ですから。
ヴェゼル・フィット・シビックにドラレコを配線隠し込みで取り付けた記録を紹介しています。
Vantrue N5も全く同様の手順で取り付けられます。
注意点は直接配線の付属ヒューズ清流向きのみです。
N5特徴・メリット

N5で絶対に抑えるべき特徴は以下です。
- N5の視角はドラレコ4つ分
- ソニーイメージセンサーSTARVIS2技術を採用
- スマホアプリで操作可能
これらについてメリットを徹底的に考察していきましょう。
特徴① N5の視野の広さ

まずカメラ4つからなる視認性の高さです。
カメラのスペックは以下。それぞれのカメラに十分すぎる画質を備えています。

内部や側面を見たい時、ミラーやピラーなどの障害物に隠れてしまった!というのが360°タイプの最大の弱点です。
死角無しと思いきや、そうでもないわけですね。
N5では内部カメラは前後に1つずつついているので、死角はめちゃくちゃ少なくなるでしょう。
特に、側面からミサイルかまされた時に大きな保険となること間違い無しです。
特徴②ソニー性イメージセンサー
ソニーのイメージセンサーであるSTARVIS2を採用しております。
このイメージセンサーによって、夜間でも十分な視認性を確保できます。
録画が見やすければどんなイメージセンサーでも⭕️、という認識でOK。
ソニーが重要なのではなく、録画のナンバープレートが見やすいかが大事です。
と、思ったのですがSTAVIS2ナメてました。これ最強です。
街頭ほぼゼロでもこれだけの視認性を確保できます。

暗視性能テストとして監視カメラの役目を果たしてもらっています。
☟こちらは激安中華監視カメラの映像。安いドラレコの場合暗視が本当にクソです。

以上より、STARVIS2などはできればあった方がいいという結論に達しました。
夜間ドライブが多い方には非常におすすめです。
特徴③スマホアプリで操作可能
- マイクロSDを取り出し、パソコンで見る。
- Wi-Fi接続し、スマホで録画動画を閲覧可能。
どちらが楽かは考えるまでもありません。
そう、Vantrue N5はWi-Fiでスマホと連携が可能。
楽なことに越したことはありませんね。
さらにはGPSロガーもで通ったルートを記録することも可能。

しっかり使い倒しましょう。
360度ドラレコとVantrueのスペック比較
前方のみ、後方のみの一般的なドラレコよりも360°型は優秀です。
↓私が使用しているHDR360GW。

横からのミサイルに対応できます。
しかし、画素は限界があり、視野端っこではものすごく歪む(伸びる)。
伸びるということは画像が荒くなる。
そんな弱点がありますが、この N5はカメラ4つをくっつけた理想型。

360°型の弱点を徹底的に潰せたことがわかりますね。
これ以上、ドラレコに必要なものはありません。
ドラレコの目の数=視野の正確さと言ったところでしょう。
HDR360GWとの映像比較
ではさっそく映像比較いきましょう。
N5くんはとりあえずの養生仮止めです。
カメラ4つといえど、取り付け位置を1発で決めるのは非常に危険なため、映像確認しながらやりましょう。
スマホから映像確認できるためかなり作業性は高かったです。
コムテック360度カメラの映像
私が使っているのがHDR360GWという機種。
360度カメラはやはり画面端が歪みまくって見にくいですね。

さらに、フロントガラスの視界を確保するためにルームミラー裏に貼ってしまっているため非常に見にくい、、、これは大きなミスですね。
Vantrue N5 映像
次にN5の視界を確認して見ましょう。
こちらはフロント外向きカメラ。かなり綺麗です。

次にフロント内向きカメラ。

運転席、助手席、助手席後ろのサイドウィンドウまでしっかり確認できます。
うーん素晴らしい。
次にリア内向きカメラ。

フロント内向きカメラで見えなかった運転席後ろのサイドウィンドウまでしっかり確認できますね。
Very Goodです。
最後にリア外向きカメラ。

こちらはこれで十分でしょう。
映像比較まとめ
以上より、360度カメラよりも無理やり4つカメラをくっつけたVantrueの視覚は凄まじいことがわかりました。
カメラ取り付け位置は注意が必要です。
仮止めをしてから作業するべきでしょう。

N5の死角はどこだ?!
上の写真を見る限り、死角はかなり限定的ですね。

なんか見えにくいな!?と感じるのは矢印部分の映像ですね。
特にCピラー(斜め後方)からのミサイルはちょいと確認しにくいです。
ここを見る専門の激安中華ドラレコの導入は無しではないでしょう。
N5利用の注意点・デメリット
もちろん弱点も存在します。
- 熱を持ちやすい
- 重い(243g)
- 駐車監視の消費電力が7.5W
弱点①熱を持ちやすい
N5はいろいろ機能が付いた高性能ドラレコ。なぜか音声認識もついております。
高機能+コンパクトなので熱に弱いという弱点を持っております。
熱に弱いと言うことは、真夏でフロントカメラが突然停止するということも考えられますね。
こればかりはちとキツい。
N5にもう一台激安中華ドラレコでも追加して、安定的にフロントのみを取れるようにするなどの対策をすれば色んな意味で安心です。(不具合用にドラレコおかわりは常套手段です)

こんなんで十分でしょう。
ただし、実験室環境で検証しましたが、12時間放置しても停止はしませんでした。本体はアツアツです。

ポータブルバッテリーの無駄遣いです。
弱点②重い(243g)
え?!軽くね?!というのはドリンクの場合でしょう。

ドラレコとして重量系のパワータイプ(?)です。
そのせいか落下事故が多いようです。
対策として、下記写真の青丸の静電フィルム越しに窓に貼るのが推奨されています。

コイツを貼れば窓に直接貼りたくない超強力接着剤を使用してガチガチに固めることができます。
落下対策として
落下対策としてPrimerが付属しています。これは接着成分を含んだ脱脂剤です。
車の窓に直接接着剤塗りたく無い場合に付属の静電フィルムを使いましょう。
窓脱脂→静電フィルム→Primer→ドラレコでガッチガチに固めることが可能です。
ぜひ利用しましよう。
↓これ系統があるとさらに便利です。

↓2つの溶剤を混ぜ込んでガッチガチに固める接着剤。

弱点③駐車監視の消費電力が7.5W
このドラレコ、なんと駐車監視での消費電力が7.5Wです。
7.5Wというと、12Vバッテリーの車では7.5÷12=0.625Aです。
コムテックのHDR360GWのドラレコ消費電力よりちょっと高いです。
ですので、タイマー制御の駐車監視配線がおすすめです。

また、使用頻度が高い車への取り付けが良いでしょう。
駐車監視機能がオフになった後の暗電流は20mAです。(☜公式に問い合わせました)
ですので、ドラレコの暗電流としては一般的ですね。
直接配線ケーブルを持っておくとバッテリーの電圧が規定値を下回った場合に自動的にオフにすることができます。

11.6V、23.2Vと12.0V、24.0Vの指定電圧切り替えができます。
走行中だけであれば、完璧な視野からのミサイルを徹底的に監視できる最強のドラレコの一角でしょう。

Vantrue N5 取り付けおすすめ位置
正解が見出せませんでした。
フロントウィンドウ貼り付けでは重量が気になります。
今回の仮止めは養生が重量に耐えきれなかったためにこうなりました。

正直ダッシュボード貼り付けができるステーの角度になれば良いのですが、ダメです。
やはりルームミラーに内向きレンズがかからないように取り付け調整するのが1番良いのでしょう。
(ドラレコ取り付け記事はコチラ。同様手順で行けます。)
自分で取り付ける場合はバッテリー上がりなどをしっかり対策し、自己責任でやりましょう。
作業自体は簡単です👌
Vantrue N5 口コミを調査
N5の口コミを調査しました。
2023年9月現在ではなんと星1、2の低評価はついていませんでした。
まだ母数が少ないですが、最強ドラレコの1角として活躍してくれるはずです。
2度ほど意図せずに電源が落ちた。本体は高温になるが、4カメラ高画質と今年の猛暑のため仕方がないこととおもう。
スマホでの操作性やレスポンスはストレスなくすばらしい。前後カメラともスマートなデザインで視界を邪魔せず、これも大変気に入っている。
ドライブレコーダーはミラー型含め結構な数購入したが、いままでで一番。
取り付けは比較的簡単で、4カメもいいです。
画質も良好、アプリも比較的使いやすい方だと思います。
設定もわかりやすいですし、Wi-Fi接続も良好です。
Amazonより
気になるところはかなり本体が熱を持つこと。SDメモリが85度あたりが稼働保証の上限温度だとすると夏はかなり心配です。
あとは、駐車監視でのバッテリー消費が4カメということもあるのか、多いようで、以前のドラレコでは2日ほど持っていた駐車監視専用のバッテリーが1日持たないという感じです。
ただ、メモリの相性には注意が必要そうです。
SUMSONGのEVO plus(転送速度130MB/sとは書いてあり、クラス10/A2/V30とも記載されているもの)256MBでは頻繁にSDカードが遅いとのメッセージが出て録画が止まります。
Amazonより
マイクロSDの書き込み速度はなるべく速いタイプが良いですね。
私はこちらの64GBを使用しましたが、駐車録画を眺めに使いたい場合は126GB以上のUHS-I 以上のタイプが良いでしょう。

Vantrue製品の悪い口コミ
N5の悪い口コミはついていません。
ですので、Vantrueの他の製品の悪い口コミをご紹介。
レビューが良い感じばかりなので購入しましたが使ってみたら、まずWifiが繋がりません。
アプリを起動してもWifiが繋がりませんでしたとの報告が。。
不要なアプリなどを一旦消してやっと繋がったと思い
画像を再生しようとするとwifiの接続が切れましたとか。。。
取扱説明書にあるラインの問い合わせも使われてませんと表示されるし。。。
国産のドラレコ の評価が良くないものが多いので
レビューを信用して購入しましたが。。。
駐車場監視の設定をしようとすると衝撃感知のモードを駐車場監視にしろと警告が出るのですが
衝撃感知のモードにそもそもそんな項目が入ってなかったりするので
いいかげんだなと感じました。
けっこういい値段がしたのに問い合わせも出来ないし残念でしかありません
良いレビューばかりの商品も考えものだなと感じました。
外すのもお金がかかるしどうしたものかと。。。
Amazonより
システム的な不具合のようですね。N5はスマホと連携してファームウェアのアップデートが可能です。
そのようなアップデートで改善されていくでしょう。
一方で、私が感じた悪い点は2点
- 熱を持ちすぎる
- 駐車監視の消費電力が大きすぎる
ここは他の方も指摘していますね。
熱対策は徹底したいですが、正解がわからないのが実情です。
しかし、ドラレコの視覚の広さ、カバー範囲の広さでは間違いなく最強です。
左右からのミサイル、ドアパンチ全てにおいて内向きの2カメラが働いてくれます。
Vantrue N5購入はどこがお勧め?
購入には公式HP、アマゾンのどちらかをお勧めします。

公式ではこちらのクーポンコードの入力で-10000円で購入可能です。
Vantrue公式:VANTRUETANU (-10000円オフ)
Amazonではセール時に同じ値段で購入可能です。
さらにフィルターと同時購入でこちらのクーポンコードの入力でフィルター分の割引を受けることができます。
Amazon:XNRHOCP2 (偏光フィルター無料)
不具合時の対応は間違いなく公式が一番いいので、安心を取るなら公式での購入をお勧めします。
Vantrueの評判
Vantrueは中国のドラレコメーカーです。
中国?!大丈夫なの?とお思いでしょうが、すでにアメリカなどでは大人気のドラレコです。
Amazonアメリカ版を見てみましょう。

すごい評価でしょ。
中国メーカーとして有名どころはテレビのハイセンスですね。
ハイセンスの有機ELテレビを利用して4年が経ちましたが、全く問題なしです。
凄まじい鮮やかさで映像を楽しませてくれるイチオシブランドです。
(ハイセンスは有機EL撤退してしまったので、お勧めはLG)
よって、それなりに値段のする中華製品は問題ないでしょう。
今回入手したドライブレコーダーも全く問題ありませんでした。
360度ドラレコとVantrue おすすめはどちらか
私が普段利用しているコムテックHDR360GW系統のドラレコの最新版、最上位版はZDR037というモデル。

N5の値引き込みの値段と大体同じです。

ドラレコは視野と見やすさが命。
360°タイプよりもカメラ4つの方が使い勝手で大きく勝ります。
国内シェアトップのコムテックも捨て難いですが、視野で圧勝しているVantrueの方が車によってはおすすめでしょう。
まとめ
今回はVantrue N5ドラレコを360°ドラレコと比較しながらレビューしました。
Vantrue N5を360°ドラレコと比較したメリットは下記です。
- カメラ4つからなる死角カバー
- 360°弱点である魚眼にならない
- 画面端での歪みまくって見えない!が無い
カメラ4つで全方位をカバーするN5の方が視認性は圧倒的に高いです。
以上より、死角ほぼゼロの最強ドラレコである360°タイプよりも視認性に優れたドラレコということがわかりました。
同じ値段出すのであれば、コチラをおすすめしたいです。
購入には公式HP、アマゾンのどちらかをお勧めします。


公式ではこちらのクーポンコードの入力で-10000円で購入可能です。
Vantrue公式:VANTRUETANU (-10000円オフ)
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ドラレコの取り付け記事はコチラ。
全車種同じ要領でできます。
社外ドラレコを購入し、2万円の工賃を浮かせたい場合はチャレンジしてみましょう。
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