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EcoFlow DELTA3 Plusのデメリットは災害対策には不安 しかし普段利用なら非常におすすめできる

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エコフローから2024年秋にエコフローから2台のポタ電が発売されました。

今回はその1つであるDELTA3Plusをレビュー用にレンタルしましたので、レビューします。

デルタ3プラスはソーラーがあれば災害用としても利用可能なほど使い勝手が良いと言えます。

  • 出力が1500W(ブーストで2000W)でドライヤーも余裕で動かせる
  • コンパクトで容量の割に軽い(重要)
  • ただし災害用としては容量最低限レベル
  • エコフローのエクストラバッテリーは残念すぎる

購入しても置き場所にも困ることはありません。

コンパクトかつ容量としても必要十分はあるためおすすめできます

同時期に発売されたデルタ3との差は3つ。差額は13000円です。

  • UPS(無停電電源装置)+サージ保護/NAS付き
  • ソーラー充電スピード(400Wソーラーパネル2枚以上で差が出るため、あまり気にしないでOK)
  • USB-A,Cの供給量(3プラスの方が倍多い)

サージ保護は雷直撃(億ボルト)だと無意味、NAS(ポタ電の電源が無くなる前にデータ保存しシャットダウン指示を出す機能)はあった方が良いでしょう。

ただし、弱点として災害の備えとしてはややおすすめできません

個人的に災害用なら本体(1000Wh以上)+ソーラー+拡張電源(1000Wh以上)が必須かつ、拡張電源は単体でソーラー充電できることが必須条件ですが、エコフローの拡張電源はこれに対応できません。(拡張電源のみ非常に使い勝手が悪いということで、長期的な災害対策のみ不向きです。)

購入には公式がお勧め。公式限定セットで割引がされる可能性があるため、確実にチェックしましょう。

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エコフローデルタ3プラスは万人おすすめタイプだった

必要十分な容量と軽さ、とにかく使い勝手が良い。というのがデルタ3プラスのレビューです。

  • 出力が1500W(ブーストで2000W)でドライヤーも余裕で動かせる
  • コンパクトで容量の割に軽い(重要)
  • ただし災害用としては容量最低限レベル

私は災害対策+PCの停電時の電源を探していたため、取り回しの良さでこれは買いだなと感じています。

私個人、災害用は2000Wh以上は欲しいためエクストラバッテリーも購入しようと思いましたが、充電の使い勝手が非常に悪すぎたため見送りました。

ドライヤー、電子レンジも動かせる

デルタ3プラスはMaxブースト時に2000Wの出力が可能

災害対策用としてはドライヤー、電子レンジを動かせるかの壁は大きいと言えます。

ただ、容量は1024Whのため、2000Wは30分程度しか使用できません

災害対策としてはギリギリの最低限ということをお忘れなく。

軽さ、縦型の取り回しの良さは正義

ポタ電の中では小型と中型の中間に位置するサイズ。重量は12.5kgと持ち運びも余裕です。

さらに縦型のコンパクトさと持ち運び性は非常に重要でして、

  • 家具の隙間に入り込ませる
  • 簡単に配置換えや電源が必要なとこに持っていける

これらは選択時に見落とされがち(特に縦型はかなり便利でした)ですが、ポタ電という商品性の一番重要な部分だったりします

以前レビュー用にレンタルしたデルタプロ3は据え置き前提のマシンです。

デルタ3、デルタ3プラスの違いは?

この2つの違いはポタ電入門の方は気にしないでください。

違いがある項目デルタ3プラスデルタ3重要度
UPS
(サージ保護/NAS
パソコン用なら◎
ソーラー充電1000W500W400Wソーラーパネル2枚持っているなら
USB-C給電140W100W無し
USB-A給電36W18W無し

もしデスクトップPCを使っているならNAS機能をつけるべきですので、デルタ3プラスがおすすめ。

サージ保護/NASについて

公式サイトより

デスクトップPCを持っている方はデルタ3プラスの方がメリットが大きいです。

サージ保護は雷直撃(億ボルト)だと基本無意味です。

が、NAS(バッテリーが切れる前にデータを保存してシャットダウンするようサーバーに信号を送る機能)はあった方が良いと言えます。

ポタ電の電源が無くなった時などにも安全にシャットダウン指示を出してくれるということ

ソーラー充電について

デルタ3プラスの方が2倍のスピードで充電できますが、ソーラーパネルもその分必要です。

違いがある項目デルタ3プラスデルタ3重要度
ソーラー充電1000W500W400Wソーラーパネル2枚持っているなら

例えば400Wのソーラーパネルなら2枚持っていないと無意味です。

災害用にはエクストラバッテリーで対応可能だが、、、

公式より

デルタ3プラスは容量1024Wh、これは災害用としてやや足りません。個人的には2000Wh以上は欲しいです。

エクストラバッテリーを導入すれば一時的にこれを解決可能ですが、弱点が致命的でした。

充電方法のデメリットがデカすぎる

残念ながら充電方法が致命的です。(公式に問い合わせて確認しました。)

エクストラバッテリー1台では充電も給電もできません。デルタ3プラスと接続する必要があります。

ソーラー+エクストラバッテリーのみで充電することができないのは正直致命的です。

これを設計した技術者に問いたいのですが、なんで単体でソーラー充電と給電可能にしなかったのでしょうか。

例えば、災害時の冷蔵庫給電にデルタ3プラスを使うとして、1度の充電はエクストラバッテリーで可能です。2回目以降はデルタ3プラスとエクストラバッテリーを接続した状態にして両方をソーラー充電する必要があります。その間冷蔵庫は延長コードなどで屋外のポタ電まで接続する必要があります。

つまり災害時はエクストラバッテリーは1度きりの使い切りタイプ。長期的な災害では使えません。

災害時を考慮するのであれば拡張電源のみでもソーラー充電 or コンセント給電できるようにするべきです。

取り回しの良さはブルーティの方が上だった

エコフローは全てのエクストラバッテリーが同じ仕様です。

  • エクストラバッテリーの充電には本体(デルタ3プラスなど)を経由する必要
  • 単体では何もできない(給電も充電も、ソーラーもシガー充電も不可)
  • 災害時は文鎮化する恐れ

これではエクストラバッテリーは一度きりの付け焼き刃です。

一方でブルーティはこれらを解決しているため、災害用を考慮してポタ電を購入するにはブルーティの方が良いと結論せざるを得ません。

エコフローは是非この弱点を解決してください。

まとめ

今回はエコフローのデルタ3プラスについてレビューをまとめました。

  • 出力が1500W(ブーストで2000W)でドライヤーも余裕で動かせる
  • コンパクトで容量の割に軽い(重要)
  • ただし災害用としては容量最低限レベル
  • エコフローのエクストラバッテリーは単体充電不可

コンパクトで必要十分な性能なのは非常に評価できますが、災害用としては心元無いでしょう。

エクストラバッテリーで対策も考えたのですが、おすすめできません。

  • エクストラバッテリーの充電には本体(デルタ3プラスなど)を経由する必要
  • 単体では何もできない(給電も充電も、ソーラーもシガー充電も不可)
  • 災害時は文鎮化する恐れ
この記事を書いた人
Tatsuki

車とホームシアターとカメラが好きな20代。
国立大学院卒物理学修士取得。メーカー研究開発。知識をフルに使い原理レベルで解説する記事を書いています。
最近カメラに手を出してしまい金欠具合が加速。
自分の好きなことを中心にレビューなど情報発信しています。
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