今回はシビックハッチバック(FK7)のECUチューニングのお話です。
実はHONDATAのECUを使っていた時期がありました。現在は解除してしまっています。
主な目的はエンジン水温対策になるのが導入理由です。
FK7は水温に弱く、夏山を登っていればすぐに温度が100℃超えてしまいます。
さらに、HONDATAはECONオンオフでブースト圧の設定をオンオフできる点が素晴らしい。
1.2⇔1.0、1.4⇔1.0などと設定が可能です。
FK7 ECUチューニング事例
- ファン始動温度
- ブースト圧
この2つをいじりました。その後すぐに戻しましたが、ブースト圧の効果は凄まじかったです。
ファン始動温度を調整
FK型シビックの持病である熱問題のため、ファン始動温度を調整しました。
FK7はファンのレベルが3段階あり、私は始動温度を、
- 89℃
- 94℃
- 98℃
へと調整しました。純正では100℃超えないとレベル2まで到達しません。
ラジエーターやサーモスタットと比較するとお気持ち程度の効果ですが、冬でも過冷却にはならないというメリットがあります。
ブースト圧1.2
グッと踏み込めば100km/hからでも加速Gを感じるようになりました。
低速時でもアクセルレスポンスが良くなっており、運転しやすくなります。
そして、HONDATAのいいところはECONボタンでブースト圧設定を解除することができる点。
これは使いやすく非常に便利です。
ECUチューニングの重要なデメリット
ブーストアップは車両に大きな負担をかけ、寿命に影響する可能性があります。
追加のパワーを得る一方で、メンテナンスの重要性を忘れてはなりません。
ファン始動温度程度ならまだ大丈夫でしょう。
しかし、ECUチューニングは比較的大きなチューニングで、メーカー保証が切れる可能性があります。
自己責任で、デメリットをしっかり把握した上で行いましょう。
HONDATAのメリット
HONDATAはECUの交換ではなく、上書きのようなもの。
もちろん元にセッティングを戻すことが可能です。
特に大きな作業を必要とせずに、データだけ転送すれば良いのはメリットでしょう。
まとめ
今回はシビックハッチバック(FK7)のECUチューニングを行ってみました。
- ファン始動温度
- ブースト圧
この2つを私は変更しました。
場合によっては燃調マップなども書き換え可能なようなので、めちゃくちゃいじってみたい方は向いているかもしれませんね。
デメリットをしっかり把握して、自己責任で行いましょう。
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