結局ロックナットってどれがいいんだ?という疑問点に、私の経験から解説します。
- マックガード
- モノリスキックス
- ブルロックリガード
今回は3種類のロックナットを使って感じたメリットデメリットをお伝えします。
この中で「盗難対策に有効で、ホイールを傷つけにくいロックナット」は1つだけ。
マックガードだけです。
マックガードをレビュー やはり非常に優秀
やはり3種類のロックナットを比較しましたが、マックガードです。
- 盗難対策として成り立つ
- 作業性が良い
- ホイールを傷つけない
このロックナットとして当たり前な機能を持つナットはかなり珍しいという点はぜひ頭に入れておきましょう。
キー形状は独自で、管理No.がなければ複製は難しい。
しかし油断は禁物。ロックナットだからといって盗まれる可能性はゼロではありません。
マックガードとは
マックガード(McGard)は、車両用のホイールロックやセキュリティ関連製品を提供するアメリカの企業です。特に、ホイールロックナットやボルトなどの製品で知られており、これらは車両の盗難を防止するために使用されます。
キックスモノリスをレビュー
Kicsモノリスはクロモリ×内掛け×協栄ブランドの品質という内掛けナットの最高峰の製品。
しかし、コイツはそもそもロックナットではありません。
同じ製品のキーは同一。買えば開封可能。
つまり、ロックナットではなく、キーが特殊なだけです。
協栄とは
KYO-EI(協栄)は、日本の企業で、車両用のホイールナットやホイールスペーサーなどの自動車関連部品を製造しています。特に、高品質なアルミ合金製の軽量ホイールナットで知られています。
私はKicsモノリス+マックガードを併用しています。
ブルロックリガードをレビュー
ブルロックリガードは16ピース+ロックナット4ピースの計20ピース入り。
コイツを買えばナット+ロックナットが揃いますが、全くおすすめできません。
理由は作業性が非常に悪く、ホイールを傷つけやすいから。
Kicsと同じく協栄製のブルロックリガード。
設計者は車弄らないのか?レベルで使いにくい。
キーとナットがカッチリ咬まずに保持してくれないため、トルクかけると逃げてしまう。
その結果、ホイールのナット穴に傷を作ってしまいます。
逃げないようにするには左手で軸方向に強烈に押さえ込まなければなりません。
さらには保持性能が壊滅的に悪いので、キーを差し込んだままにすると落下します。
結果ホイールが凹みます。
ナットを購入する際の注意点
ナットを購入する際は以下の点に注意しましょう。
- ナットor ボルト?(外車はボルトだったりする)
- 材質(ジュラルミンはやめとけ)
- ネジサイズ(M12、M14など)
この3つは買っても使えない!となる可能性があります。
確実に確認しましょう。
ロックナットのキーを無くしてしまった場合
マックガードは個別のIDで管理されています。
それがあれば複製は可能。
しかし、犯罪者の手口は巧妙です。
どんなに対策してもプロにかかれば無意味と言われている程なので、警戒を行ってはいけません。
まとめ
今回は有名どころのロックナットがおすすめかどうかをお伝えしました。
- マックガード
- モノリスキックス
- ブルロックリガード
この中で「盗難対策に有効で、ホイールを傷つけにくいロックナット」は1つだけ。
マックガードだけです。
キックスモノリスはデザインや内掛け形状という点で優秀です。
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